ゴールデンウィークと人生の相似

さて、ゴールデンウィークが終わる。
日付がかわってるから、もう終わっている。

1日だけお出かけした。一人で近場に。
それなりに充実感があったけれど、連休が終わるにあたって振り返るとやっぱり「もったいなかったかな?」と思ってしまう。

思えばだいたい毎年こんな過ごし方な気がする。
旅行しようにもゴールデンウィーク価格だし、大混雑してるだろうし。そう思うと「何もこんな高くて混んでる時に行かなくても良くない?」と思ってぐうたら過ごすのが私のゴールデンウィークだ。

でもみんな上記のようなことは思っていて、それでも思い切って外出して充実させるか見送るかはそれぞれの事情と思惑が渦巻いているのだろうなあ。

ゴールデンウィークって、5月というちょうどいい気温・季節の連休だからあざとい。色々な困難はあるとわかってはいても、どうしても根本的な条件は完璧に満たしているから、我々は振り回されるのである。

外出した一日は天気の恩恵も受けて、それなりに楽しく新鮮に過ごせたから後悔はないのだけど、例年通り「もっとでかけておけばよかった」と思ってしまう自分がいる。

これって人生に似ているなとふと思ったので書き留めておく。
私の人生というか、現時点の自分はしょうもない状態だと思う。
けれど、いわゆる人生の分岐点について振り返り、「あの時こうしていれば変わったかな」と考えてみる度に思うのが「あの時の自分は結局この選択をしてるよな」という確信。
今の記憶とか持ったまま分岐点に戻るなら別だけど、当時の自分ならほぼ現ルートである。しょうもない。

ゴールデンウィーク過ごし方も結局そうなのだろうと思う。
通り過ぎると、「本当はこういうこともできたのに」と後出しの選択肢を過去の自分に与えて後悔を促しているけど、いや、結局こういう過ごし方しかしなかったよ。

これ、なんで過去の自分にこんなことするんだろう。より良い報酬を現在の自分に与えたくて、自分の中の他責志向な部分がそういう考えをしてしまうのかな。
まあ、このことについてはゆっくり考えていこう。

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