「これが有名なため息の橋です」 「溜池か」 「いえいえ、溜池ではなく溜息です」 お客様にこの橋の説明をするとほとんど毎回こんな会話が生まれる。それも必ずと言っていいほど男性のお客様が「溜池」と聞き間違える。というよりはタメイケを聴き慣れているからそう聞こえるらしい。若い人の間では聞き違いする例は少ない、いつも中高年の男性ばかり。 聞き間違いを避けるために「嘆きの橋」と呼ぶガイドさんもいる。それも悪くないかも。ただ長年言い慣れた「ため息の橋」は僕なりには悪くない響きなん
ベネチアのアカデミア美術館前にある木造のアカデミア橋。数あるベネチアの橋の中でも木造は数えるほどしかない。この橋に最初に橋が造られた19世紀半ばには鉄製で平たい橋だったが、1920年代に建て替えされる際に仮説の橋として木造に。評判が良かったことから木造のまま今に至る。３年ほど前に木の部分が全面的に新しくされ、色も鮮やかに。
ベネチア郊外を散歩中に撮った写真です。遠くに見える山々はドロミテ山系。2026年の冬季オリンピックが開かれるコルティーナもあの辺です。今年は雪も豊富らしいですが、コロナのせいでスキーシーズン到来とな言い難く、今一つ盛り上がらないようです。とは言え、クリスマスから新年にかけてはドロミテのホテルはどこも予約でいっぱいらしいですが。
ベネチアから車で20分ほどの河畔の街、クリスマスの一のすぐ横にこんなかわいらしいプレゼーペ。水車の音が雰囲気盛り上げてます?
昨日暗くなってからムラノ島のイルミネーションを見に行ったがはずれ。お目当てのガラスでできたツリーは今年は造らなかったらしい。 おまけにムラノ行きの水上バスが出発するなり、ガーンと大きな音がして、2，3人乗りの小型のボートが水上バスの舳先に衝突。水上バスにはけが人は出なかったが、向こうの船は止まることもなくそのまま離れた岸辺にゆっくり向かっていった。こういう場合は双方とも止まって状況確認等すべきなのに。水上バスには表立った被害はなかったが、我々はムラノ島の最初の駅で全員降ろさ
ベネチアの近郊にあるメストレの中心広場。街はすっかりクリスマス気分🎄 でもみんなマスクしてますね。用心に越したことはなし。 もう少しで2021年も終わりですね。
ホテルの窓から見えた夜明けのナポリ湾の光景。水辺に映える朝の光はなにかしら希望に満ちたエネルギーを与えてくれる。 夜明け、朝陽、、、新しい命の始まり。今日も頑張ろう。
今日のイタリアは北から南までほとんどすべて雨模様、雨でなければ雪らしい。太陽の国イタリアから御日様が逃げてしまった? ベネチアに近付くに従って雨脚が強くなっている。鬱陶しいな、傘もないし。 もともと傘は嫌いだから、普段持ち歩かないことが多い。ましてやナポリ出張にはもっていかんわな。あっちでも少し降ったけど、濡れるにまかせた。 道行く人は変な顔で観ていた．．．なんてことはなく、誰も気にも留めていない様子。ナポリ人はもっと情があると思ったのにな。まあ、小雨ぐらいでは誰にも情が湧く
なんとナポリに定刻に到着。電車内のデジタル表示版にも定刻に到着したことがあたかも奇跡であるかのように「定刻に到着しました」と御丁寧に表示されている。残念ながら小雨。街の中をがむしゃら歩いて気付いたら20キロ以上。降ったり止んだりの中で結構濡れた。日曜の午後、迷いながらの散歩、傘を売っているところもなかなか見当たらず。やっと中央駅近くになって雨も止み、こんな光景も。
今朝の日の出は7時33分、気温は4度、曇り時々晴れの予報で、夕方遅くには雨が降るかもしれない。水位もやや高めで9時55分に満潮、105センチまで上昇するという予報。平均海面から105センチであって、地面から105センチではないので誤解のないように。サンマルコ広場は半分ぐらい水に浸かるかな。サンマルコ以外はほとんど影響なし。広場内だけは板の上を歩く区間もあるはず。今はそういう季節、冬には月に数回、こういうことが起こるけど、可動式の堤防がほぼ完成しているので、去年の冬から大きな被
