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「そして、」鑑賞感想 浜松湖北高校演劇部2020年静岡県西部高等学校演劇協議会発表会

この記事はYOUTUBEチャンネル「木田さんの演劇産業革命」にて公開中
https://youtu.be/2gl8HffwJ_M
をテキストにしたものです

こんばんは、木田さんの演劇産業革命演劇ニュースの時間です。
今日もシリーズでお送りしている、静岡県西部高等学校演劇協議会発表会の感想をお届けしたいと思います。
がその前に、先日無事に静岡県大会が終了したそうですね。
西部から出場した5校は惜しくも全国大会出場は逃してしまったそうですが、お疲れ様でした。来年も楽しみにしています。
はい、と言うことで僕も今月中に18校全て感想をお話しするために、今日も早速行きたいと思います。
では、本日は6校目、浜松湖北高校演劇部さんが上演した「そして、」です。
この脚本は浜北西高校演劇部さんが執筆した物だそうです。
2日目の優秀校に選出された作品ですね、おめでとうございます。
木田さんの感想としては、場面転換や舞台セットが工夫されていたなと言う印象でした。オープニング・エンディングでこの作品のテーマとなる森が出てくるんですが、そこ以外は主人公の男の子の自宅が舞台になるんですね。で、その転換を可動式の舞台セットを作り、布で覆い緑と川を表現していて良かったと思いました。
また部員数が多かったので、脚本の設定が現代ファンタジーだったんですが、アンサンブルを上手に活用して世界観を表現していましたね。
演技も基礎がしっかりしていて、見やすかったです。特にクライマックスのシーンでは熱演が良かったなと思いました。
後は母親役の子の舞台上での安定感が目立ってましたね。
気になった点としては、脚本ですかね。少し舞台で上演するには難しい構成・設定だったかなと。マンガ的、と言うと分かりやすいですかね。僕もマンガ的な作風は得意ですが、もう少し設定が分かりやすい脚本を選べたら良かったかもと思いました。
でも舞台セットは工夫されていて、主人公の自宅が荒らされるシーンがあるんですが、食器棚などが壊されている様に見せる工夫がされていて分かりやすかったです。
県大会でも熱演できたのではないかなと思います。
と言うことで、本日は6校目に鑑賞した浜松湖北高校演劇部さんについてお話させていただきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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