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演劇NEWS(仮)「腹式呼吸に隠された甘い罠」鑑賞感想

この記事はYOUTUBEチャンネル「木田さんの演劇産業革命」にて公開されている内容を文章に書き起こした物です
YOUTUBE版はこちら↓↓↓
https://youtu.be/2sB3WjdYwx4

こんばんは、木田さんの演劇産業革命演劇ニュースの時間です。
今日もシリーズでお送りしている、静岡県西部高等学校演劇協議会発表会の感想をお届けしたいと思います。
本日紹介させていただくのは4校目に上演した、浜松開誠館高校演劇部さんです。上演したのは「腹式呼吸に隠された甘い罠」と言う作品で、恐らく顧問の先生ですかね、が、執筆された作品だと思います。
木田さんはオリジナル作品に挑戦するスタイルが好きなので、顧問の先生が書いた台本もいいなって思います。生徒たちの特色を知っているので、その時いる役者さんに合った作品になりやすいと思うんですよね。
これに関しては木田さんも台本を書くので、別の機会にまたゆっくり話したいと思います。
さて、鑑賞した感想ですが、面白かったです。演劇ってエンターテイメント性と芸術性の両面があると思うんですが、この舞台はエンターテイメント性が強い舞台でした。物語は演劇部の顧問の先生に何か起こったらしく、それを現実とリンクさせて、あらすじにも反映させて、舞台が始まる前から仕掛けを用意していたり、物語冒頭で映像を取り入れたオープニングを取り入れていたりと様々なアイデアで観客を楽しませてくれました。
舞台セットもしっかりと組んでいて、登場人物が多い台本だったんですが、しっかりと高低差を使って、全員がしっかりと舞台上で見えるように工夫されていて、舞台作りに慣れている印象でしたね。
役者さん達も基礎がしっかりしていて、声もしっかり聞こえてきたので楽しめました、だから叫ぶシーンで少し台詞が聞き取りづらい点を改善出来ればさらに良くなりそうでした。
少し気になったのは、学園ものだったので、殆どの生徒が制服で登場するため、誰が誰だか分からなくなりやすかったと言うところがあったので、もう少し衣装の色や髪型、アイテムで見た目の個性が多いと良かったかなと思いました。
それでも多くの登場人物にそれぞれの事情があり、少年少女の悩みや葛藤が描かれていて、非常にバランスの良い舞台でした。
当日優良校として選出され、後日推薦校として県大会への出場も決定したので、活躍を期待しています。
さて、ようやく初日の4校の紹介が終わりました。残り14校。
次回は、2日目に上演された浜松北高校演劇部さんの公演について。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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