最優先事項を優先する行動の管理『時間のマトリクス』

時間は有限。

時間を有効に活用するためにも
優先順位を決めることは大事。

しかしながら多くの人は
時間の管理をしてしまい
時間に追われる生活を送っています。

優先事項を決めることは
スケジュールを決めて
計画通りにすると言う
「時間」を管理することではありません。

時間は自分の意思に関係なく
進んでいくもの。

管理しようとしても
管理できるものではない。

管理すべきなのは
『最優先事項を優先する』という
行動の順序を決めることです。

最優先事項を優先するためには
『重要度』と『緊急度』で考え
振り分けていくことが大事。　

まずは自分のタスクを4つの領域に
振り分けて可視化していきます。

①緊急で重要なこと
②緊急ではないが重要なこと
③緊急だが重要ではないこと
④緊急でも重要でもないこと

①緊急で重要なこと
・締め切りのある仕事
・大事な人との急な約束
・病気や災害
・今日中にやるべきもの
・クレーム処理

②緊急ではないが重要なこと
・人間関係作り
・仕事や勉強の準備や計画
・健康維持や自己啓発
・問題の改善
・ビジョン、方針、段取り

③緊急だが重要ではないこと
・日々の電話や会議、報告書
・重要ではないメールの返信
・突然の来客対応
・無意味な接待や付き合い
・雑事

④緊急でも重要でもないこと
・待ち時間
・テレビやネットを見続ける
・だらだらとゲームやスマホを使う
・意味のない作業や書類作成
・暇つぶし

大事なことは
①緊急で重要なこと
③緊急だが重要ではないこと
④緊急でも重要でもないこと

のカテゴリーのものを減らしていくこと。

緊急度の高いものから
片づけていき
その中で重要ではないものはやらない選択。

人生において重点におくべきことは
②緊急ではないが重要なこと

にどれだけ優先して時間を使っていくか。

スケジュールを組んだとしても
予定をこななすことが
重要なわけではありません。

しっかり自分の「目的」を意識して
優先順位を決めて行動することが大事です。

その結果、消化できなかった予定が
たくさん出てきたとしても
大事なことを優先した結果であれば
それこそ時間を管理できている証拠。

優先順位に基づいて計画して
実行していく力が身について行くことで
自分の人生を生きることに繋がっていきます。

自分の人生において
何が本当に重要なことであり
何を目的にして時間を使っていくのかを
考えて行動していくことが大事。

そのためにも
最優先事項を優先する行動の管理が大切。

1番重要なことは
②緊急ではないが重要なこと
を優先的に選択して行動できることです。