大阪 IR について思うこと

はじめに書いておきます。素人の駄文です。

IR が推進されることになってしまいましたね。
当方は反対の立場です。近隣県の関西経済圏に住む者として、これ以上大阪が没落されると困るんですよね。

なぜそう考えるかと言うと。。。

建設中は特需が発生するので(特定業種の方は)良いとして、継続的に長期的に収益が見込めるとは思えない、というのが個人的な最大理由ですね。

インバウンド頼みと考えるのは、外部をあてにしすぎる点でそもそも気に入らないです。

一方、内需国として考えると、中間層の没落によって需要が減っている状態のところに、さらにパイの奪い合いをすることになるわけです。
不景気なんだからサービス提供側からするとむしろ商売敵は少ない方が良いわけで。今は国内顧客を相手にする競合他社が多すぎるのではと思いますね。

そして、スーパーマーケットやダイエーが出来ることで、商店街が廃れていったのと同じように、結局はやがて飽きられて寂しい感じになっていく事例を、我々は山のように日本各地で経験しているはずなのですがね。
できた当初はそれなりに足を運ぶかもしれないけど、結局は飽きられてくるという歴史を見てわからんのかな、と言いたい。
ちょうど近くに「なにわの海の時空館」があるのが、皮肉というか笑わせてくれますね。初年度の来客予想すら未達(3分の1とか)でそのままフェードアウトとか。。。いや笑い事じゃない、規模が違う。

そう、ちっぽけな建物やエリアとは規模が違う、と言いたい人もいるかもしれませんが、規模がどうあれ、近隣住民にとっては行楽地が一つ増えたな、程度でしょ。そんな頻繁に行くか? 交通の便も微妙だし。
と考えると、結局外需当て込んでいるように見えます。

一方で、カジノとしては規模的にも法律の縛り的にもショボイそうな。どこを目指しているのか。やっぱり論理的に辻褄が合わないように思います。

賛成してる人は、何をもって賛成なのか論理的に納得できるように説明してほしい。新しいスポットに行ってみたい、おもしろそう、程度にしか考えてないと思う、絶対。

三セク主導でなく、民間が入るからそんなことにはならない?
いやゴミ箱の上に建物立てても沈下し続けて対策いるだろ、というのは参政党のよしりんが訴えておられたとおりと思いました。

というわけで、
何度こういうことを繰り返せば気が済むんだろうかと思う次第です。
別のところに、持続的な形で役に立つような方法で、お金を使ってほしいです。

折角、財政再建を果たしてきていた維新は最後に特大ブーメランというオチ。

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