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NO2・【予備検査編1】60日で完全マスター米国式21項目検査

「60日で完全マスター米国式21項目検査」本日のメニューです。

オートレフ測定/瞳孔距離測定/調節力の計測/輻輳力の計測】

1、オートレフ測定

[目的]
・自覚検査の出発点となる値を求める。
・屈折状態を把握することにより問診のポイントを明確にする。

* 簡単で便利な「コンピュータ他覚屈折測定器」が浸透して、熟練を要た
レチノスコープを用いた他覚測定はあまり見かけなくなってしまったが、このコンピュータ他覚屈折測定器が過度の屈折補正の原因となっている事は否めない。調節緊張を伴う場合は、最新のコンピュータ他覚屈折測定器を用いても調節を除外させないで測定する事は難しい。
来店したお客様の「生活スタイル」や「眼鏡の使用環境」などの聞き取りを十分行い、他覚屈折検査(オートレフ)は、精度が格段に良くなっているといえ調節の介入が考えられることも考慮しなががら自覚検査に望むべきである。

2、瞳孔距離測定

現在では瞳孔距離測定の器具がいりいろありますが、通常は物差しを使った最もオーソドックスな方法で行います。この場合も決められた手順どおりに行わないと測定値が違うということになりますので十分注意して下さい。

3、調節近点テスト


お客様の調節力を把握するためのテストです。年齢に応じた調節力があるかどうかを確認します。調節力を測定するテストとしては、このドンダースのプッシュアップテストの他に両眼マイナス球面付加テストが21項目テストの中の#19にあり、しかもこのドンダースのテストは本来21項目テストの補足テストですが、非常に簡単ですので予備検査で行うとよいでしょう。
(予備検査で出来ない場合#7A、完全矯正値を出した後行ってもよい。)
 

調節力チェック

この調節関連の予備検査は、お客様の年齢「調節近点/調節力」の判定を行い調節関連に問題があればこの検査で異常がでてきます。
現在の社会は、スマホやゲームなどの影響がありこの調節関連に問題がある人が非常に多くなってます。

4、輻輳近点テスト(NPC)

このテストはお客様の輻輳力を把握するために行います。つまり輻輳力が正常かどうか調べるわけで、測定の期待値は8㎝以内で、もしもこれ以上測定値が大きくなった場合は輻輳機能に何らかの問題があると疑う必要があります。

輻輳力のチェック

輻輳力(ふくそうりょく)が正常かどうかのチェックを行います。輻輳力はペン先などを眼の近くに近づけて行き「より目」が維持できるポイントまでを計測します。またボールペンの先が2本に見える点を輻輳力のポイントととして判断します。
この輻輳力に問題があると両眼視の機能に問題を生じて「疲れ目や頭痛」の原因となり文字が二つに見えたりし深視力(しんしりょく)にも影響してしまいます。予備検査で輻輳力が正常かどうか確認しておきます。

詳しい検査方法や判定基準は下記PDF テキストをチェックしてみてください

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