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両眼視検査3【遠方上下斜位検査・上下開散テスト】/60日で完全マスター米国式21項目検査

■ 上下斜位の特徴


眼球が上下にズレていて対象物を見る場合に、上下の眼筋をつかってズレを補い注視します。(外見から見ための上下のズレはわかりません)上下斜位がある人の特徴は、眼精疲労が激しく物が二つ見えたりします。
下記イラストの6本の外眼筋、上直筋と下直筋でバランスをとり複視にならないようにコントロールして生活しています。
上下斜位が大きい場合は、メガネレンズの”プリズムレンズ”で矯正します。ビジョントレーニングなどでの回復はむずかしいでしょう。

6本の外眼筋

ここでの【上下斜位検査(#12A)】は、斜位の方向と量を計測します。プリズム表記となります。
例えば「R・2△BU ⇔ 右2プリズム上斜位」という具合の表記になります。

下記カバーテスト右上斜位の人の眼の動き

斜位がある場合、【上下開散力検査(#12B)】を行います。上下の斜位に対してズレを補えるだけの外眼筋のパワーがあるかどうかの検査になります。
もともと人の上下の筋力は非常に弱いので多少の上下斜位があっても補正できない人が多く複視を自覚しながら生活しています。

続きは下記PDFを確認してください

#12A 遠方上下斜位テスト/#12B遠方上下開散検査 /検査手順と判定テクニック集

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