両眼視検査の決定版!復活‼ 60日で完全マスター米国式21項目検査
一般的に眼鏡を作る際、眼鏡店で「検眼」を行います。現在の検査は、オートレフの数値からの仮枠装用で処方値を決定することが主流になっていますが、おおよそ30%の人は眼鏡を作ってもオートレフメインの単眼の検査では顧客の主訴は解決できていません。
目は「体の健康の窓」とよく言われるほど全身病の影響がでやすい器官です。視力矯正をなされても「目が疲れる、文字が二重にみえる、頭痛がする」等、せっかく眼鏡を作っても主訴が解決できなければ本末転倒ですね。
そこで必要なのが「両眼視検査」という検査で「米国式21項目検査」と呼ばれている検査手法を使います。
米国式21項目検査とは、視機能検査の先進国アメリカのオプトメトリスト(検眼士)が両眼視機能を計測するための検査技法で、自分の持っている視機能と不足している視機能をメガネレンズでおぎなったりビジョントレーニングで視機能トレーニングの指導をおこなうDrです。
このブログの中で、検査技術を習得できるよう内容の濃い記事を載せてまいりたいと思います。
【米国式21項目検査】 目次
1、受付・問診
①一般的情報・眼に関する情報
②現在使用中の眼鏡に関する情報
③仕事・趣味に関する情報
④健康状態に関する情報
2、予備検査
①オートレフ
②瞳孔間距離測定
③調節近点テスト
④輻輳近点テスト
⑤視力検査(裸眼・旧眼鏡)
⑥カバーテスト(遠方・近方)
⑦利目テスト
3、レチノスコープによる検影法
4、自覚検査
①片眼遮蔽による検査
②ハンフリス法を使用した両眼開放検査
③調節バランステスト(交互カバー法・プリズム分離法・
レッドグリーン法)
[両眼視検査]
5、遠見における水平眼位(#8)
6、遠見でのB.Iプリズム付加テスト(#11)
7、遠見でのB.Oプリズム付加テスト(#9-#10)
8、遠見での上下斜位テスト(12A)
9、遠見での上下開散力テスト
10、近見における水平眼位・AC/A比(#13B)
AC/A比について解説・簡単な暗算方法
シェアード・パーシバルの計算(プリズム処方の目安)
11、調節ラグ検査(#14)
12、近見でのB.Iプリズム付加テスト(#17A)
13、近見でのB.Oプリズム付加テスト(#16A)
14、近見での+球面レンズ付加による虚性相対調節力
15、近見での-球面レンズ付加による実性相対調節力
調節についての解説・さまざまな調節異常
16、モーガンの標準値まとめ
17、カルテ参考
【US-VT 】視覚機能検査/ビジョントレーニング
https://visionuemura.wixsite.com/my-site-1
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実践両眼視検査!60日で完全マスター米国式21項目検査
メガネ店や眼の検査に従事する方には必見の「両眼視検査」のテクニックをまとめたテキストです。実際の実務に大変参考になると思います。 【US…
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