マガジンのカバー画像

#仕事術のはなし

35
運営しているクリエイター

#記録

PDCAのAは「◯◯を徹底する」「××を意識する」ではダメ。具体的なアクションとしてどうすれば良いかまで掘り下げる

先日、PDCAのDは「実行」だけではなく「記録」であり、記録することが再現性の高い改善策につながることを書きました。 記録という客観的な事実とそれをもとにした仮説(気づき)が、Action(改善策)を導き出します。 PDCAではもう一つ、Actionの設定に注意を要することがありますのでそれをご説明します。 「◯◯を徹底する」「××を意識する」では行動できない問題が起きた時に上司から「~を徹底しなさい」「~を意識した行動をしなさい」と言われた経験ありますよね。 指摘自

PDCAのDは「記録」すること。記録するからこそ、「再現性」のある改善点が見えてくる

PDCAサイクルは、マネジメントの手法として多くの人に知られています。 P:計画 D:実行 C:評価 A:改善 この4つの段階を繰り返すことで、業務を継続的に改善していくことを目指します。 しかし、D(Do)を「計画を実行すること」だけと捉えているとPDCAサイクルはうまく回りません。 その理由と対策を説明します。 マネジメントには「結果」と「行動」の2つの視点がある例えば、営業職であれば毎月の売上目標が設定されているでしょう。 製造担当であれば、不良品の上