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#データ分析のはなし

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#2|IR資料から学ぶダッシュボード構成 ”ギャップ要因はどこで、それはなぜ?” 経営ダッシュボードでも営業ダッシュボードでも、「いまどうなっているか?」を把握したら次に知りたいのが「そうなっている要因」と「その理由」。 参考:スマレジ社「FY23_1Q決算説明資料」

#1|IR資料から学ぶダッシュボード構成 ”実績はこう推移してきて、イマココ” 経営ダッシュボードでも営業ダッシュボードでも、最初に知りたいのは「いまどうなっているか?」 次が、「それは良くなっているの?悪くなっているの?」 参考:スマレジ社「FY23_1Q決算説明資料」

論理(ロジック)=客観的事実(ファクトデータ)+主張(オピニオン)、の時に初めて論理的主張はたしかに論理と言える。 『だって、データしかかたん!」とジェフ・ペゾスたんが言っているのはつまりそういうことである。 知らんけど。

仮説とは何か?を端的に表しているフレーズが、 「○○じゃない?知らんけど」 である。 知らんけど。

データ分析は質問とともにのみ始まる、データや技術からデータ分析は始まらない

この原意原則は、様々な場面でも同じことが言えます。 例えば、 定性からのみ始まる、定量からは始まらない ビッグデータを扱うデータサイエンティストも、8~9割は定性に時間を費やしているそうです 論理からのみ始まる、数字からは始まらない 論理とは構造化であり国語力(読み書き=データリテラシー)が重要、数字は材料に過ぎない 目的からのみ始まる、手段からは始まらない 手段から入ることの誤りは、数多の歴史でも証明された事実 戦略からのみ始まる、施策からは始まらない 戦略と施策

ダメなデータ分析で言いがちなこと ①問題点は色々あります ②要因は顧客によって様々なので、個々のケースに応じて対応することが課題です ③いつ解決できるかは実際にやってみないと何とも言えません

データ分析で絶対やってはいけないこと ①施策=打ち手から考える ②データを集めてから考える ③数字を見てから考える

分析とは、 「分けること」「解きほぐすこと」により、本質を観ようとすること 「目的」があって初めて、観るべき対象が定まる

SalesAnalytics|営業データ分析の基本ステップ

データ分析、特にマーケティングに関するデータ分析の情報はちょっと探せばいくらでも見つかるし、手に入れることが出来ます。 一方で、意外と見つからないのが営業に関するデータ分析の情報。 私自身、現在は営業企画として営業データ分析に携わっていますが、はじめた頃に一番困ったのがこの情報の少なさ。 営業企画になる前は、現場営業(フィールドセールス)、カスタマーサクセス、商品企画、広報・IR、経営企画などに携わって来ました。 これらに共通していたのは、まずは基本をしっかりと押さえ