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Visionary BOOK Project

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10年越しの想い

10年ずっとやりたいと思っていたプロジェクトがありました。

それは個人や組織の「想い」「Vision」「ヒストリー」を本にしたり、また個人や組織がより望む姿に近づくための本をつくるプロジェクト

その人の願いや未来、これまで生きてきてそしてこれからも生きていく人生、誰かに渡し繋ぎたいという想い。

そういったことを本をつくるプロセスの中で、自分を見つめて、未来を見据えて、書くことによってその解像度がどんどんクリアになっていく。

そんなVisionaryBOOKと名づけたプロジェクトのプロトタイプが先日完成しました。

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記念すべき第1冊目に手をあげてくれた藤田朋伽さん(ともちゃん)に伴走しながら、藤倉 礼亜さん(れあちゃん)、Tetsu-law Visualizer(てつろう)と共に創ったVisionaryBOOKは、思う以上に深い氣づきを得る時間になり、出来上がったその”本”は結晶のように思えるものになりました。

VisionaryBOOKのSTEP

VisionaryBOOKづくりは3つのSTEPがあります。

①セッション(orワークショップ)
自分(たち)の原体験や原点、想いや願い、そして未来をじっくり紐解いていきます。

本づくりビジョンフレーム

②ライティング
①で紐解いたものを、文章化して編集していきます。本人自らが筆者となって”書く”という行為を通じて、より書き伝えたいことが鮮明になっていきます。

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③デザイン
文章にイメージ(絵・写真etc.)を重ねながら構成し、最終形である本の形にしあげていきます。

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プロセスに宿る価値

このVisionaryBOOKの本質的な価値は、『本』という完成品以上に、これをつくる”プロセス”にあります。

この本をつくる工程はおよそ2~3か月くらいの時間になりますが、その時間は間違いなくご自身や自組織の大きなターニングポイントになると思います。

セッションやワークショップによって自分の人生や自社の歴史を紐解き、未来を描くプロセスを、本という形にしていくことによって、深い内省と自分(たち)や自分(たち)のしていること、これからしようとしていることへの強い愛着や肯定感が生まれていきます。

そして、その結果として生まれてきた「本」が自分の人生や組織団体の羅針盤になると同時に、自分(たち)や自組織の活動の最高の広報BOOKに間違いなっていくんです。

本をつくるプロセスがその人を変える

本をつくるプロセスとは自分の中にあるものを確認し、あいまいな部分に言葉を補い、コアなものを浮かび上がらせていく作業です。

本が出来上がった時、そこに紡がれたことは全て自分の中で明確で腹に落ちしたものになっています。

なので、本をつくった後、その人から生まれる言葉や行動には確信が伴っていて、故に人はエネルギーや希望や可能性を感じるようになっていくのだと思います。

発行部数は自分で決める、その人や組織の想いや未来の結晶のような本。そんな本が何百万タイトルも生まれる。増刷する時は、売れたからではなく、分かち合いたくなった人が現れた時。やがてその本たちの図書館が生まれ、そこで出逢った本から人生が拓けていく人たちが現れる。

   
それがVisionary BOOKプロジェクトのビジョンなんです。

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これからの展望

ひと昔前までの本は、「情報をポータブルにして時間と空間を越える」という価値を独り占めにしてきたんだと思います。しかしこれから先はその機能を代替するものはWebしかり、動画しかりたくさんあるんだと思います。

では、”本”とはその役目を失ったのか?と考えるとそんなことはありません。もし失ったのなら、たとえばデジカメの登場によってフィルムの需要が一気になくなったように本もまたデジタルの波に飲み込まれているはずです。

”本”とは、人の想いや願いがダイレクトに詰まったモノとしての存在感にこそ価値があるんだと思っています。抱えた手の中にある本のその中に自分が本当に大切にしたいものを込めて、誰かに渡したり、読んだり眺めたり、時に書き加えたり、旅の先にそっと置いてきて、そしてそれをまた誰かが手に取ったり…etc.
 
本を「創り」「使い」「残す」ことは、きっと喜びなんだと私は思います。そんな喜びがたくさん生まれてほしい。そんな風に思っています。

私自身も、このVisionaryBOOKづくりのナビゲートは生涯のライフワークとして続けていきます。と同時にこのナビゲートそのものが出来る人もたくさん増えてほしいって思ってます。それがきっとVision実現につながるから。

VisionaryBOOKスクール(仮称・近日公開)と称して、そんなナビゲーター育成プログラムも今準備しています。

一人でも多くの人と、このVisionaryBOOKづくりを一緒に出来ることを願って。

こんなイベントやりました

VisionaryBOOKって何?ってことをみなさんに分かち合う場を2020年12月19日(土)に開催しました。そして、その時にみなさんに見ていただいた映像もあわせ公開するので、よかったらぜひ雰囲気を感じてくださいね


2021.7.7追記

その後、VisionaryBOOKは、いま7名&2社の方が取り組んでくれています。
その一人西中綾乃さん(あやのちゃん)のつくったBOOK”Bliss”は直訳すると”至福”という意味。
  
ハンドメイドクラフトの協会(Rozafi美乃花)の会長でもある彼女が、その想いを綴った本もまた、彼女がこの物語をわかちあいたいと思う人、またこの物語に何かの縁で出会った人の中に、小さな大きい変化の種を蒔くのだろうなって思います。
  
(それぞれが想いを語る、ともちゃん、あやのちゃん、れあちゃん、わたしの4人の対談もよかったらぜひぜひ見てみてくださいね)

自分の大切な人に伝え残したい、自分の人生を表現したい、自分が一所懸命取り組んでいることの原点と思いそして展望を共に活動する仲間とわかちあいたい…etc. - -   様々な動機が、「その人の物語」となって、1冊の本になる。 - それがVisionary BOOK - - そんなVisionary BOOKをつくった2人とともに、その想いをいろいろ語り合ってみようと思います。 SHIBUYA+BAr

Posted by 鵜川 洋明 on Monday, June 14, 2021






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