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…(私は、ここからの言葉が凄いと思う!)

「ご親切なお気持ちは、よーくわかります。


 けれども、私は、山二つ越えてここへ来るからこそ、

 辛抱甲斐があると思っております。

 お宅にご厄介になっては、大して疲れも感じないで、

 居ながらにして、お話を聞くなんてことは、

 勿体ないことでございます。

 やっぱり、いままでどおり、働いたあげくに、

 二つ山越えて、ここへまいり、お話を承る。

 これがもう、一番、私の気持の中に、励みが出ますので、

 どうぞ、こうさせて下さい」

と言ったという。

わたしは、この話を読んだとき、

瞼が熱くなった。

こういうのが、【本当の積極的】というのだなと。

そして、

これが冒頭に書いた


【楽しい苦労】というものだと思った。

苦労の中には、いくつかある。


特に

【取り越し苦労】の中にいくつかあるのだ。


記憶の範囲なので定かではないが、

【過去苦労】

【未来苦労】

がある。

「過去は及ばず未来知られず」だ。

いずれも、現時点では「実体のない虚像」なのだ。

上記の2つを総称して「取り越し苦労」という。

中村天風師は「取り越し苦労は厳禁」だという。

過去のことをクヨクヨ悩んでも

元には戻らない。


また

未来に起こりそうなことで、

今悩んでも、どうしようもないからだ。

それだったら

今できる最大限のことを現実的に行うことだ。

その方が安心できる。

【楽しい苦労】というのは、…

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