・・・よりいっそう有効にする方法がある。
それは、何か？
そう、それが【鏡による自己暗示法】だ。
正確に言えば、
天風哲学では
「観念要素更改(かんねんようそこうかい)のための
自己暗示誘導法(じこあんじゆうどうほう)」の中の
一つである【命令暗示法】(めいれいあんじほう)と
【断定暗示法】(だんていあんじほう)だ。
【命令暗示法】と【断定暗示法】は、
どのようにすれば、いいのだろうか？
毎晩寝がけに鏡に映る自分の顔を見て、
「お前は信念が強くなる」といって寝るようにする。
ポイントは
「真剣な気持ち」で「一回だけ」自分自身に命ずる。
そして、
あくる日、目が覚めたら、
あんまりぐじゃぐじゃ言わないうちに
「信念が強くなった」と断定する。
また、
一日のうちで
気持ちにぐらつきが起こるようなことを
感じたときは、
また鏡なり、
あるいはガラスがあるところに行って
自分の顔を映して「私は信念が強いんだ」と、
自分自身に伝える。断定して。
つまり、
信念に寝て、信念で起きて、信念で生きる！
そして前回の「クンバハカ」とを
相呼応しておこなっていくのだ。
これで、【心の安定】をもたらすために、
感情コントロールが効果的になる。
さらに、
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