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Vision Pro発売直前! 新CM映像をじっくり観る

2月2日にVision Proが米国発売されるのを前に、AppleがCM映像「Hello Apple Vision Pro」を発表しました。

内容はWWDC 2023で先行公開された内容とほぼ同じですが、公開8時間で30万回再生と関心を集めています。

Vision Proのエッセンスが盛り込まれているだろう、この映像。発売直前の今だからこそ、詳しく観てみたいと思います。

家族と交流しながら仕事

映像にまず登場するのは、Vision Proを装着する男性です。EyeSight機能で、目元がはっきり見えています。

画像はいずれも「Hello Apple Vision Pro」より

少し変わったシチュエーションで、男性は家の広いキッチンに立ったまま、Vision Proでプレゼン資料づくりの仕事を始めます。

卓上には果物や食器も置かれ、あまり仕事するのに向いていそうな場所ではありません。仕事するのに自室に閉じこもる必要がなく、自由に場所を選べる、といったイメージを感じます。

目で「Keynote」アプリのアイコンを見つめ、指を合わせる動作で起動させます。

さらに同僚らとやりとりするため、「メール」と「メッセージ」アプリも起動。三つのウィンドウを広々と表示させています。

男性がタイピングに使うのはMagic Keyboard。隣にあるのはMagic Trackpadですかね。まさにモニター代わりの使い方です。

別のシーンでは、メールに添付された画像を、指でつまむ動きでKeynoteに貼り付けています。付箋を貼り付けるような、こうした操作はハンドジェスチャーの方が直感的にできそう。目や手による操作と、物理デバイスの使い分けも今後ノウハウが生まれてくるのでしょう。

加えて印象的なのが、子どもがサッカーボールを投げてくるシーンでした。もともとパススルー機能で周りの風景が見えているのですが、さらにアプリのウィンドウが透けて死角にならず、子どもの姿に気づけています。

子どもが大きく動いているような状況でも、認識精度に自信あり、ということでもあるのでしょうか。

最後に本体上部のボタンを押すと、視界からウィンドウがサッと消え去り、男性は子どもにトーストを差し出します。

イタズラっぽく舌をだす子どもの表情もしっかり見えて、着けたままでも周りとコミュニケーションが取れることを伝えています。

そのほか映像に登場するこの女性は、荷造りをしているようです。不意のビデオ通話の着信に、指を合わせる動作で応答します。

普段から生活の中で、自然とVision Proを着けている、というイメージを感じます。

このほか今回の映像には、ソファや飛行機内で映画に没頭したり、パノラマ写真を大きく広げて楽しむ様子が盛り込まれています。

発表され始めている先行レビューを読むと、長時間の使用はやっぱり大変そう・・・?とも感じてしまいますが、果たして今回の映像のような使い方がどこまで、どんなふうに実現されているのでしょうか。

▼この記事には動画版もあります(内容はほぼ同じです)


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