【Apple Vision Pro】今週の話題ふりかえり 低価格モデル、やっぱり計画か
こんにちは!Apple Vision Proの話題をお届けしている、Visionマガジンです。
週末ということで、Vision Proに関係する最近1週間のトピックを振り返ります。
「廉価版は1,500〜2,500ドル検討」 Bloomberg報道
Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が10月15日に報じたところでは、AppleはVision Proのローエンドバージョンの価格を、1,500ドルから2,500ドルの範囲で検討しています(初代Vision Proは3,499ドル)。
コスト削減のため、ユーザーの目元を外側ディスプレイに表示するEyeSight機能を廃止し、外部カメラやセンサーの数を減らす可能性があるとのこと。
一方でAppleは第2世代も計画していて、機能の充実や小型・軽量化を目指していると言います。
Vision Proの廉価版をめぐっては、やはりAppleに詳しい著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が先月、「計画が中止された可能性がある」と投稿。
やや錯綜している感がありますが、Mark Gurman氏は計画が進んでいるという情報をつかんでいるようです。
Tim Cook氏が中国へ Vision Pro委託先を訪問
Tim Cook氏が今週、中国を訪問。その一環として、Apple WatchやiPhone 15 Pro Maxの製造委託先であるLuxshare社の工場を訪れました。
LuxshareはVision Proの製造も受注していると、中国国営メディアChina Dailyが報じています。今回の訪問は来年初めの米国発売に向け、Vision Pro量産への進捗を確かめる目的もあったのではと見るメディアもあります。
デベロッパー・ラボの開催地拡大
アプリ開発者などがVision Proを試せる「developer labs」の開催地拡大を、Appleが17日に発表。
これまでの世界6都市(米・クパチーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、東京)に加え、ニューヨークとシドニーでも開催します。
米国では西海岸のクパチーノだけでしたが、東海岸のニューヨークが加わったことで、より多くの開発者が参加しやすくなるでしょう。
複合現実デバイスの未来を語る
世界的インフルエンサー、Marques Brownlee氏が「複合現実のビジョン、現在と未来!」と題した動画を投稿。
周りの風景が見られるパススルー機能について、Vision Proは着けたまま、感想をスマホでメモできたほど精細だったと説明。Quest 3は500ドルで買える製品として間違いなく優れているが、Vision Proほどはパススルーの見え方が現実に忠実ではないと指摘しています。
また、複合現実デバイスの未来について「今は画面やバッテリーなど顔に着けるものが多過ぎるが、もっともっと小型化して、最終的に見た目が普通のメガネと変わらなくなったとき、毎日かけていてクールだと思えるようになるだろう」と語りました。
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