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Vision Pro、今週の話題ふりかえり 新発売Meta Quest 3と比べると?

こんにちは!Apple Vision Proの話題をお届けする、Visionマガジンです。

今回は週末と言うことで、Vision Proに関係する最近1週間のトピックを振り返ります。

Meta Quest 3の詳細発表

Metaが28日、新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」の詳細を発表し、予約をスタートさせました。10月10日発売。

価格は128GBモデルが7万4,800円、512GBモデルが9万6,800円。機能面では、現実の風景の中でゲームなどが楽しめるMR(複合現実)に重点を置いています。

装着中でも周りの光景が見えるパススルー機能などの性能を強化。体験したジャーナリストらからは、見え方の立体感などを評価する声が上がる一方、Apple Vision Proが実現している自然さには届いていないとの指摘が。

ただ、約50万円のVision Proと比べると、格段に手が届きやすい一台となっています。

Quest 3は、昨年秋に22万円で発売された「Quest Pro」のスペックを大半の面で上回っており、その進化には驚かされます(筆者もQuest Pro所有者です)。

著名アナリスト「低価格モデル、キャンセルの可能性」

天風國際證券の著名アナリスト、Ming-Chi Kuo氏がSNSに「部品サプライヤーの生産能力の見積もりに基づくと、Vision Proの2024年の出荷台数は多くとも40万~60万台で、市場予想の100万台以上には届かない」と投稿。

また「Appleは、Vision Proの低価格バージョンの計画を中止した可能性がある」「(低価格版ではない)Vision Pro 2は遅くとも2027年上半期までに量産に入るだろう。このことは今後数年間、Vision Proのハードウェアアップデートがない可能性を示唆している」と投稿しました。

Vision Proの生産見通し削減については、7月にも報道されたことがあり、今後の推移が気になるところです。

「USB-C版だけロスレス対応」の謎、理由判明

人気YouTuberのBrian Tong氏が、AppleのRon Huang氏(Sensing and Connectivity担当バイスプレジデント)などにインタビュー。

9月22日に発売された最新AirPods Pro(第2世代)について、内蔵するH2チップが「5GHzでの通信に新たに対応した」と明かされました。

この改良により同じく5GHzに対応するVision Proと干渉を抑えた通信ができ、高品質な「ロスレスオーディオ」を再生できるとのこと。

従来モデルと比べ、充電端子がLightningからUSB-Cに変わっただけでなく、他のデバイスとの通信機能も強化されていたわけです。

このインタビューについては、以下記事でより詳しく紹介しています。


各メディアの注目情報

Tim Cook氏がThe Independentのインタビューに応じ、
「人がVision Proをどう見るかは、実際に試したかどうかで大きな違いが出る」「私は空間コンピューティングがいかに奥深いものであるかを、いっそう信じている。実際に試してみると、人生でも数少ないハッとする瞬間がある」と語っています。


人気YouTuberのお二人が、Vision Proを買うか買わないか、トークしています。その結論は・・・?


インタラクションデザイナー兼開発者による、アプリ開発の観点からVision Proの強みを解説した動画です。

3ヶ月前の投稿、かつ中国語の動画ですが、とても分かりやすく構成されています。日本語字幕で理解できます。


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