【Vision Pro 今週の話題】 iPhoneで3D撮影、試せるように/Apple TVに3D映画登場へ
こんにちは。
来年の発売に向け、Apple Vision Proの話題をお届けしているVisionマガジンです。
今回の1週間ふりかえりは、以下の話題をご紹介します。
📱iPhoneで3D撮影、iOS17.2で対応へ
iOS17.2のbeta 2が、開発者向けに公開。iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで使える「空間ビデオ撮影」機能が追加されました。
撮りためておいて、Vision Proで再生すれば、臨場感ある3Dで鑑賞できます。
報道によると撮影は横向きのみ。1080p/30fpsで記録され、ファイルサイズは1分間で約130MBとなります。
筆者が同様の画質で、通常の2Dビデオを撮影したところ、66MBでした。単純計算すると、空間ビデオは2Dビデオの倍くらいのサイズになるようです。
ウォール・ストリート・ジャーナルのJoanna Stern氏は先日、Appleのデモスペースにて、iPhone 15 Proで空間ビデオを撮影したと投稿。
職人が寿司を握る風景を撮影して、Vision Proで見返すと「寿司と箸が本当に立体的に見えました」。
またAppleが用意した、父親が車の中で子どもに物語を話している空間ビデオを観たときには「あまりにもリアルで居心地がよかったので、ちょっとゾッとしそうになった」とつづっています。
空間ビデオは、感情を動かされるほどの臨場感があるようです。iOS17.2が年内に正式リリースされれば、手軽に撮影できるようになります。
あとから追体験したい光景に出会ったとき、上手く活用できたらいいですね。
📺Apple TVに3D映画登場へ、ベータ版でアイコン表示
Apple Vision Pro発売に向け、Apple TVに3D映画が登場しそうだと報道がありました。
開発者向けに公開されたtvOS 17.2 ベータ版にて、Apple TVアプリが3D映画に対応し、現状で約20タイトルにヘッドセット型の「3D」アイコンが表示されているとのこと。Vision Proで3D視聴できる作品と考えられます。
20タイトルは「Jurassic World: Dominion」「パシフィック・リム:アップライジング」「カンフー・パンダ3」など。
Apple TVについては、Bloombergのマーク・ガーマン記者が今月5日、有料ニュースレターで興味深い情報を書いています。
Appleが、独占配信している米プロサッカーリーグ「MLS」の中継を、Vision Pro向けに「まるで試合会場にいるかのような感覚を味わえるものに、変えようとしている」と言うのです。
「聞くところによると、このデバイスでスポーツのライブ中継を観た人たちは圧倒されたそうだ」 とのこと。
Vision Proの公式動画にも、MLSのクレジットが入ったサッカー中継を鑑賞しているシーンが、ちらっと登場します。
3Dで楽しめる映画やスポーツ中継が、Vision Proの大きな魅力になるかもしれません。
⚡Appleが次世代バッテリーを開発中
Appleが2025年の実用化を目指し、次世代バッテリーを開発中とのこと。
バッテリーを構成する素材開発から参加して、性能を大幅に引き上げることを目指していると言います。
現状ではバッテリー持続時間が、2時間と限られているVision Pro。後継モデルは次世代バッテリーの恩恵を受けられるかもしれません。
👀注目コンテンツ
Apple Vision Proに関する、各メディア・SNSの注目コンテンツを紹介します。
▼YouTube/「ドリキンとVision Pro Developer Labsに参戦、話せるレベルのトークをお届けします」の巻
▼YouTube(英語動画)/Apple Vision Pro BAD NEWS! New Updates...
Visionマガジンでは、今後もVision Proの情報を世界から集め、発信していきます。
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今回の一週間ふりかえり記事には動画版もあります(内容は同じです)
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