【Vision Pro】今週の話題ふりかえり クック氏「販売へ細心の注意」
こんにちは。
来年の発売に向け、Apple Vision Proの話題をお届けしているVisionマガジンです。
今週も注目の話題を振り返っていきましょう!
Tim Cook氏、販売方法にコメント
2日(現地時間)に開かれたAppleの業績報告で、Tim Cook氏がVision Proの販売方法についてコメントしました。
購入者が問題を感じないよう、実店舗を活用して、慎重なスタートを切ることが分かります。
一方で、Vision Proの公式サイトにはapple.comでも販売すると書かれています。受け取りは店舗で行い、デモを受けることになるのでしょうか。
visionOS beta5が公開
Vision Proに搭載されるvisionOSの最新ベータ版が今週、開発者向けに公開されました。
筆者のMac環境ではまだダウンロードできませんが、Apple製品の分析で知られる@M1Astra氏は「マインドフルネス」アプリが追加されたと投稿しています。
Vision Proの公式動画には、美しい瞑想シーンもありましたね。Macでのシミュレーションでも見られるのか、楽しみです。
Appleイベント、Vision Pro新情報は無し
Appleが10月31日、新製品イベントをオンラインで開催。iMacやMacBook Proの新モデルが発表されました。
約30分の発表では、残念ながらVision Proに関する新情報は無し。
ただTim Cook氏は、今年を振り返り「私たちのテクノロジーの捉え方と毎日の生活におけるその役割を、長年にわたり変えていく斬新な製品も生まれました」とコメント。「斬新な製品」とは、Vision Proを指していると見られます。
Vision Proを長い期間にわたり伸ばしていく意志が感じられるコメントだと、私は感じました。イベントについては、以下の記事で詳しくまとめています。
ヘルスケアへの活用、情報が次々
来年発売の次期Apple Watchには、高血圧や睡眠時無呼吸症候群の検出機能が搭載される見通しだと、Bloombergが1日に報じました。
Vision Proについては、不安などに対応するメンタルヘルス機能やワークアウト機能を計画。エクササイズ中に脚の動きまで感知できる「全身トラッキング」機能も、将来的な実現へ開発が続いていると言います。
著名アナリストのMing-Chi Kuo氏も今週、Vision Proのメンタルヘルス機能について情報を得ていたと投稿。Apple Watchと連携することで、心身の健康管理が大きく進歩する可能性があると書いています。
デザイン特許が公開
Vision Proのデザイン特許が、香港で登録・公開されたと報じられています。
実際に公開情報を検索をしてみると、見慣れたApple製品とともにVision Proのデザインもずらり。シンプルな線で描かれ、つくりがよく分かります。
2050年、スマホ普及率ゼロに?
なかなか衝撃的な見出しの記事。
みずほ銀行が昨年まとめた調査報告書で、そのように予測しているとのことです。パソコンの普及率も0%になると予測。
代わりにスマートグラスやスマートコンタクトが、次世代の情報端末として普及すると予想しています。
【Appleの注目特許】着脱式スピーカーユニット
磁力で簡単に着脱できるスピーカーユニットの特許。先月31日に公開されました(資料PDF)。
ユーザーの耳を覆うオーバーイヤー型にしたり、ノイズキャンセリング機能を備えたりすることも想定されています。
Vision Proには内蔵スピーカーがあり、AirPods Proとの連携も発表されています。このアイデアが実用化された場合、オーディオの選択肢がいっそう多彩になるかもしれませんね。
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▼動画版はこちら(内容は記事版と同じ)
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