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【社員インタビュー#3】技術職の社員にインタビューしてみた

あけましておめでとうございま!採用担当の中野です!
社員インタビュー第三弾をお届けします!

本日は、技術職の社員にインタビューしてみた ということで、入社3年目のH.K.さんにお話を伺っています。

【PROFILE】
入社年度:2020年 新卒入社(入社3年目)
部署:開発技術本部 技術部
学生時代の専攻:理工学研究科 応用化学専攻

それではインタビュー、スタート!

ー現在の業務について

現在の業務について教えてください。

お客様が行いたい不良品検査が当社システムで出来るのか、出来ないのかを判断する「評価」を行っています。
評価というのは、光学機器(カメラ・レンズ・照明)や、アプリケーションソフトウェアと組み合わせて、最適なソリューションとしてお客様に提案できる形にする実験のことです。

ちなみに私は自動車系、大きいものを担当することが多いです。
大きいとカメラの視野に収まらないことや制御が複雑になることがあるので、大変な時もありますね。視野に収まらない場合は、画像を複数に分けて撮影する、という方法で検査したりします。

また、お客様が装置を使い始める際には、「立上げ」と言って、実際に工場に行き、導入のサポートを行います。

その他には、業務効率化できるようアプリケーションの作成を行っています。Power BIや、Power Automate、CAD等、「こんなことやってみたい」と思えば、自主的にやっています。評価の件数は落とさずに、業務効率化に繋げられることは取り組むようにしていますね。

部署の雰囲気はどうでしょうか?

本当にもう「明るい」です。
和気あいあいで居心地が良いですね。色んな人に、色んな情報が聞きやすかったりと雰囲気が良い。あだ名で呼びあっていますし(笑)

技術部は、おそらく会社で一番活気のある部署ですよね!
質問しやすい、というのは新入社員の皆さんにとっても、嬉しい環境だと思います。

ー学生時代について

学生時代はどんな研究をされていたんですか?

化学系の中で、応用化学、主にタンパク質やアミノ酸の研究をしてたんですね。最終的なゴールは、めちゃくちゃ簡単に言うと、酵素の活性を促進させて薬の効果を発揮させよう、ということ。RNAの上に特定のタンパク質を配置して、効果を促進させるんですが、モノが小さいので、単位がナノとかピコだったりする。目に見えないんです。

レーザーや蛍光といった、光を使って原子レベルでモノの形を理解していく、という内容です。
上手くいけば特許だったんですけどね。ちょっと間に合わなくて(笑)

ー入社してみて?

まずは、入社理由を教えてください!

入社理由は、すっごくシンプルに言うと、身の回りのモノの品質保証ってどうなっているのか、率直に気になったから。あとは「画像一筋」に惹かれたからですね。

そもそもヴィスコのことを知らずに、身の回りのモノの品質保証ってどうなっているのかな?と思っていたんですね。お店で不良品って存在していない、ないのが当たり前。でも、不良品を世の中に出さないようにしているのってどんな業界なんだろう、と思ったのがきっかけ。

調べてみると光の知識が必要というところで、自分がやっていた研究と似てるようで似ていない、だけど光を使うところや、光を当ててものの構造を見るというところで似たようなところがあるな、とヴィスコに興味を持ちましたね。

いざ、面談や面接をしてみると、面白い会社だな、と。
本社の受付にある機械(※)の説明を聞いたときに面白さも感じましたね。
元々はソフトウェア開発職で進もうと思っていたんですけど、「技術の方が向いてそうだね」と言ってもらって、技術に決めました。

※本社受付には、当社の画像処理検査装置を置いており、見学出来るようになっています(来社される方で希望者には説明も行っています)。

技術どう?と言われて率直にどう感じましたか?

そっちも面白そうと元々思っていたのと、技術を勧めてもらってからも光の技術だったり、メカニック的なことを扱うので面白そう、と思って抵抗はなかったですね。

入社して良かった!と思うことや、やりがいは?

大学~大学院の知識は活かせているな、と思います。研修の内容もスラスラ入ってきた。業界としては全く似ていないのに、光学の知識が活かせているのは不思議な感覚ですが、学んでいて良かったことですね。

入社して良かったと思うのは、全く知らない、幅広い知識が学べること。触れ合える業界が絞られることって世の中の会社で多いと思うんですが、ヴィスコでは食品や自動車、電子部品等にも関われる。

色んな業界に触れ合えるということは、色んな業界のこと知らなきゃいけないので、色々学ばなければいけない。なので「やることない」ということがない。
やりたいことが尽きない、というのが自分にとってはメリットになっています。

業界や製品以外には、こういう知識を得られている、ということはありますか?

アプリケーションのことも学べます。例えば、PLC。機械を動かす要の部分で、今まさに学んでいるところ。専門知識を持っている社員がすぐ近くにいるので、分からないことがあれば詳しい人に直接質問できますね。

その他だとCAD。これも入社後に学びましたね。
ベテラン社員から「こんなこともできるよ」と教えてもらって、独学で学びつつ、質問しながら。
例えば、お客様に出すレポートに装置や光学機器の配置を描くんですが、2次元で表現できないものがあったときに、CADを使って図を挿入したり。機構なんかも、パラパラ漫画みたいに、GIFにして少ない容量で動画のように使ったり。

その他にも、技術部では十人十色で色んなものを使って、色んなことをやってます。上司に自分で「これ面白くないですか?こういうことできると思うんですけど」と話して、「いいじゃん、やってみなよ」ということでやってますね。始める前から諦めるんじゃなくて、一旦やってみてダメだったら方向転換すれば良いので。

逆に、苦しいのは?

情報量が多いことですかね。
ソフトウェアを作っている会社だからこそ、ネットワーク系のことやプログラミング、ラダーを組む等、知識が必要な場面が多くあります。検査機の情報量が多いので、その時は大変ですね。
通常はあまり使わない機能もあるので、稀にお客様に聞かれて分からないこともあります。その時は正直に伝えて、調べたり聞いたりして答えています。

その他、お客様の製品のことは、もちろん調べることもありますが、評価を経験することで知っていったり、お客様に直接聞いたりしますね。

幅広く学べる、でもその分大変なこともあるんですね。でもそれをプラスに捉えているのはさすがです!

では率直に、仕事は楽しいですか?

やりたいことが色々出来るので楽しいです。
元々、大学・大学院で研究も実験もしていたので、光学系の検討をして、お客様から求められることを提案できるのが面白いですね。どういう光学系で欠陥を見つけ出そうかなと自分で考えて、実際にやって、上手くいかないか~、で、また試したり出来ることも面白いです。

入社後のギャップも教えてください!

良さとしては、天才集団がいること!
どうやったらそんな発想出てくるの?という人や、評価を追求して出来なかったものを出来るようにしたり。営業メンバーも色んな営業手法を持っていらっしゃるので、学びも多いです。
ずば抜けた発想を出来る人がいる、というのが入社してからのギャップですね。

あとは色んな意見が通りやすいですね。
学生時代は、「意見は通らないもの」と勝手に思っていたので。選考の中で、風通しは良さそうだな~と思っていたので、そこはギャップなかったです。

マイナスのギャップ・・・あまり浮かばないですね・・・(笑)
ソフトの使い勝手の部分かな?お客様は使いやすいと言ってくれるので、そんなことないのかな?と思いますが。イメージと違った、という感じですかね。

ー今後の「やってみたい!」

目指すキャリアや、今後やってみたいことがあれば教えてください!

技術部では極論、鈴木さん(役員 兼 開発技術本部本部長)になりたい。
役職とかではなく、鈴木さんのような、ずば抜けた発想が出来るような人になりたいですね。

例えば、今は実際の機械を使ったハード的なPRをしていますが、クラウド上でアピール出来たら面白いんじゃないか、とか、メタバースの世界で機械が動いていて見せることが出来れば面白いんじゃないかな、と考えたりしますね。
そういうことが出来れば、面白い会社だと思ってもらえるんじゃないか、と。

なので、あんな発想が出来るように、業界のことを知って、何が求められているのか、幅広い知識を持っていなければいけないなと思っています。

あと、やってみたいことは、ソフトの知識を深めること。
ソフトが重要な時代だと思うので、色んな知識を深めていかなければいけないなと思ってます。

画像処理検査装置だったり、プログラミングについて、もっと知っていきたいな。プライベートでプログラミングをやってみたりもしているので、プライベートで得た副産物を会社に還元して、仕事効率化に繋げたり、円滑に仕事が出来る環境を作っていきたい。仕事も楽しいし、プライベートも楽しい、という状態にできると良いですかね。

仕事とプライベート、それぞれの目標があって良いですね!
仕事とプライベートどちらも楽しんで、相互作用がどんどん生まれてくることを期待しています!

ー最後に、学生に向けてメッセージをお願いします!

まず、遊んでください(笑)
学生にしかできないことがあると思うので、遊びや経験で自分に投資したほうが良いと思います!
学生さんから「入社までにやっておいた方が良いことありますか?」とよく聞かれますが、最後の学生生活遊びなさい、と伝えたいですね!

インタビューは以上です!
ありがとうございました!!!

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