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Outlawsをしよう(提案)

Outlawsって何だよ

Outlawsは、1997年に発売された西部劇FPS。
開発したのは『スター・ウォーズ』関連のゲームやポイント&クリックADVなどで数多くの名作を送り出したことで知られるルーカスアーツ(旧・現ルーカスフィルムゲームズ)だ。

https://youtu.be/GhY_49a7Ymw

カートゥーンな2Dグラフィックがやや前時代的なようにも見えるが、実際の銃に即したリロード機能やリアルにズームする狙撃銃、なめらかなムービーによって描かれる丁寧なストーリーなどなど、1997年当時としては先進的なシステムや個性溢れるグラフィックから高い支持を得ている作品。
そんなわけで名作とも言われるOutlawsだが、現在主流のWindows 10などのOSとの互換性はない。パッチを当てて設定を頑張ってアレコレすれば出来なくはないらしいのだが、面倒くさいな…と誰もが思っていたところに突然元開発チームの一人が作ったソースポートが登場した。
その名前はDREAMM。名前の雰囲気がSCUMMシステムとかと似ているのは、元々そちらと同じくポイント&クリックADV向けに作られていたらかららしい。
v2.1からはスターウォーズ作品などの3Dアクションゲームにも対応するようになり、その中の一つとして『Outlaws』が含まれていたことが(主にStar Wars: Dark Forcesのコミュニティなどで)話題になった。


Outlawsを買おう(提案)

GoG.comを使う

本作はSteamおよびGOG.comで販売されているが、DREAMMはGoG.com版しか対応していない。海外サイトかつ独自ウォレットもないので、Steamとは異なりカードかPayPalが必要。
サマーセール中は約300円程度で購入できた。

DREAMMをダウンロードする

現在最新はv2.1。インストーラまたはパッケージをダウンロードして解凍し、dreamm.exeを起動する。

コアなゲームファンにとっては見覚えのある顔がちらほら。

ゲームファイルを読み込む

「Search for Games」ボタンを押すと自動的にファイル内を検索してくれるのだが、エラーを起こす場合も多いので自分から指定する方法でファイルを読み込む。
Program Files>GOG Galaxy>Gamesから、購入してインストールしたoutlawsのゲームファイルを見つける。見つかったファイルを起動したDreammの画面上にドラッグ&ドロップ。

ゲームファイルをD&D

成功すると該当ゲームのタイトルとバージョンが表示され、Install This Gameというボタンが表示されるのでクリックする。
そうするとDREAMM内にゲームファイルがコピーされ、遊べるようになる。

主人公の顔が目印

DREAMMの設定を変更する


インストールが完了するとゲームが遊べるようになり、Launch Gameを押して起動する、もしくはConfigure Gameを押して設定を弄ることが出来る。
DREAMM上のオプションでは、グラフィックドライバはDirect3D、画面サイズは最大の800*600、フィルタリングは無効にすることで高画質かつアンチエイリアスのないくっきりしたグラフィックで遊べる。

画面解像度オプションは少ないが、そのうちアプデで増えると思う

デフォルトではマウス発砲やクロスヘア表示、キー配置などに難があるため、そういったシステムや操作方法の部分はゲーム起動後のオプション画面から設定する必要がある。

ノスタルジアを感じるマウスコンフィグ画面。
Lが左クリック、Mがホイール、Rが右クリックだ
マウス感度もX、Y共にガッツリ上げておく

プレイ

適切な設定が終わったら、MAIN GAMEを選択してゲームを開始する。
難易度はGOOD(簡単)、BAD(普通)、UGLY(難しい)の三段階あり、それぞれ好きなものを選んでプレイ。
昔ながらの任意セーブ&ロードを駆使して、西部の風景をひたすら進んでいく。

狙撃銃が大活躍する渓谷ステージ

現状では滝などの半透明グラフィックに表示エラーが発生したりするが、それ以外の部分はかなりマトモに遊べる出来。今後のアップデートにも期待が持てる。

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