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#スキな3曲を熱く語る -sumeshiiiの人生を変えた3曲の話-

こんにちは!曲作って歌ってしゃべるお寿司のバーチャルYouTuber、sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司です!

#spotify  との合同企画 #スキな3曲を熱く語る  が行われているとのことで、自分も熱く語って行こうと思います。

サブタイトルは、「sumeshiiiの人生を変えた3曲の話。」

ひとつめの曲

僕がまだお寿司になる前、会社員だった時のこと…

今考えたら異常だったんだけど、新入社員時代、終電まで働いて朝8時に出社。出社すればパワハラの地獄。(パワハラエピソードいっぱいあるんだけどその一つを言うと、50人規模の営業部の飲み会の幹事をやらされたとき、そのトップの部長の横に座らされ、全員の前でお前みたいなやつが学生の時にいたら絶対いじめてやるのにって言われて周りの先輩からも笑い者にされたりした)で、毎日こんなに辛いのは多分ドッキリなんだ、新人を試すためにやってることで、時がきたら「はい!よく耐えたね!ドッキリでしたー!これからは一緒に仲良くがんばろー!」って言ってくれるはずだって自分に言い聞かせながら働いてました。当然そんなことはなく、入社から半年くらい経って夏は過ぎ、秋から冬になろうとしている頃でした。

毎朝ドアtoドア1時間の通勤時間、イヤホンを耳に押し込んで音楽を聴いてました。いつもの駅で降りて改札を出て、通勤の人の波に押されながら外にでると、秋から冬になる乾燥した青い空が広がっていて、そのときイヤホンからふとこの曲が流れてきました

朝になったら ぼくは行くよ
西のドアから
蓮の花咲く 天竺へ
神に会いに
花も嵐も踏み越え ぼくは行って来るよ
悲しい言葉を振りきり ぼくは行って来るよ

冒頭のこの一節が流れ、駅から会社に向かう歩きの道の間に、涙がぼろぼろとこぼれ落ちました。今思うとマジでうつ病一歩手前でした。

なぜ涙がこぼれたのか今でも理由は明確にはわからないけど、この曲を聴いた時一度自分は死んだんだと思い、そして一度死んだと思うことで、確かに、救われたんです。

音楽が人を救う、とか綺麗事を言う気はありませんが、あの時確かに僕は細野晴臣さんのこの「四面道歌」という曲を聴いて救われました。


ふたつめの曲

自分は音楽制作をお仕事にしているんですが、音楽に目覚めた瞬間を今でも明確に思い出すことができます。

高校2年生の夏休み、空調がなくて暑い軽音楽部の部室に一人でいたときに一枚のCDを見つけました。(OBが置いていった自由に借りていいCDが部室には何枚も転がっていた)それはビートルズの『ホワイトアルバム』でした。それを家に持って帰って、夜寝るとき、電気を消してポータブルCDプレイヤーに入れて、イヤホンをして、目を瞑って頭から再生しました。一曲目、飛行機が飛び立つ音が聞こえて、「Back In The USSR」が小気味良いリズムで流れました。そして飛行機は飛び去り、僕の人生を変える曲が流れました

 アルペジオとジョンレノンの優しい歌声からはじまって、ポールのベースが入り、コーラスが入り、ジョージのギターが入り、ドラムがだんだん激しくなる。(この曲のドラムをポールが叩いているのを知ったのはだいぶ後になってからだった)

高校2年の自分でもわかるようなシンプルな歌詞が聞き取れました。

The sun is up, the sky is blue(太陽は昇り 空は青く)
It's beautiful and so are you(君と同じくらいに美しい)
Dear Prudence,(愛しいプルーデンス)
won't you come out to play(外で一緒に遊ばないかい)

優しい波に乗って漂っていたら、気付いたら地球を感じるような、大きな海に飲まれて、そしてまた浜辺に戻ってくるような、そんな曲でした。

それまでJ-POPしか聴いてこなかった自分には、これが音楽なのか、と、あの時の衝撃がいまだに忘れられません。もちろんJ-POPは今でも大好きだし、僕が作る音楽は全てJ-POPだけど、あの夏の夜に聴いた「Dear Prudence」を追い求めて、僕は音楽をやってるんじゃないか、と思いました。


みっつめの曲

中学生1年の時に初めてカラオケというものに行きました。学校の友達と何人かで地元のボーリング場にいくことになり、そこにはカラオケも併設されているということで、ボーリングしたらカラオケも行こう!と言っていたのでした。ボーリングやカラオケで遊ぶなんてはじめてのことだったので、めっちゃわくわくして、特に楽しみだったのは人生初めてのカラオケでした。数日前から1曲目は何歌おうか・・・2曲目は・・・と考えて、この曲を1曲目に選んだのでした。

ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」。カラオケ当日までの数日間めっちゃ練習しました。それまで人前で歌をうたったことなんてなかったので、わくわくやら恥ずかしいやら、でも昔からお風呂で歌ったりするのは大好きで、当日を心待ちにしていました。

さあ、当日!ボーリングも終わり、いざカラオケ!となったところで予想外のことが起こりました。

確か冬の始まりくらいの季節だったと思うのですが、思いのほか日が早く、ボーリング終わったら外が真っ暗で、みんなもう帰らなきゃのテンションになったのです・・・!ぼくとしてはボーリングは二の次でカラオケが本番のつもりだったのに!!あんなに練習したのに・・・!!とショックを隠しきれませんでした。しかし無常にもひとりひとりと帰っていく友達たち。。。

最後に、一番仲が良かった友達とぼくの2人が残り、その友達がみかねたのか、それともカラオケしたかったのかはわかりませんが、「二人でいこうか」と言ってくれたのでした。

かくして二人でカラオケボックスに入り、その仲の良かった男友達1人の前で、いっぱい練習した「アゲハ蝶」を披露しました。

歌い終わって友達が一言、「すめしいくんめっちゃ歌うまいね!」

この一言がなかったら僕はきっと歌を歌っていなかったと思います。笑 調子乗りだったぼくは「お!おれって歌上手いんだ!歌いまくろ!」となってそこからカラオケに行きまくったり、家で大声で歌ったりして、そのおかげで今も歌を歌い続けています。あのとき一緒にカラオケに行ってくれた友達に感謝しなくては。「アゲハ蝶」を聴くといつもそのことを思い出します。


はい!

これにてsumeshiiiの #スキな3曲を熱く語る はおしまいです!「スキ」をどうやって語ろう、と思った時に、のちの自分に深く影響を与えたこと、自分の記憶と深く結びついて一生大切な曲であること、「スキ」を通り越してもはや愛しい3曲を選びました。

みなさんの心にも、自分の深く結びつく音楽があったら、ぼくにもそれを聞かせてください!そして、みなさんのその1曲の中に、ぼくが作った曲が入る日が来たら、そんな素晴らしいことはないなと思います!

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宣伝です!

少しでもsumeshiiiの音楽が気になった方は、ぜひ聴いてみてください!spotifyでプレイリストも作っています!

WORKS by sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司 #spotify  

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