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特集「歌詞が最高な曲!」【Music-Con-Text】vol.2

「Music-Con-Text」コンセプト

「Music-Con-Text(以下MCT)」は、音楽家(音楽を作る人・歌う人)が作る新しい音楽メディアです。素敵な音楽はたくさんあるけど埋もれてしいがちな昨今、バズっているバズってない、古い新しいに関わらず、音楽家がいいなと思った音楽を紹介する音楽メディアを目指しています。毎週月曜日夜21時更新予定。noteマガジン「Music-Con-Text」をフォローしてお待ちください。


特集「歌詞が最高な曲!」

J-POPにアイドル、ロック、VTuber関連曲、ラップに阿久悠まで!新旧・多種多様なジャンルの、歌詞が最高な曲特集!ぜひ曲と、それを紹介している音楽の曲も合わせてお楽しみください。

✏︎Hibiki Bison の歌詞が最高な曲

星座を睫毛に引っかけて/キリンジ(詞:堀込高樹)
私はこんな優しい歌詞を私は今まで聴いたことがありません。
2008年にリリースされた『KIRINJI 19982008 10th Anniversary Celebration』というベストアルバムに収録された曲で、堀込高樹氏が作詞作曲です。イントロの歌詞から一気に曲の世界観や情景が広がっています。自分の子どもと触れ合う日常の一幕、そこにとんでもなく大きな奇跡や世界が広がっていることを、ロマンティックかつリアルに描かれていて、親の愛、子を思う気持ちや、親の寂しさや嬉しさのような思いがヒシヒシ伝わってきました。
私はキリンジの堀込高樹氏が描く歌詞の世界が本当に大好きで、「Love in on line」(6th album DODECAGON)や「ダンボールの宮殿」(2nd album 47'45”)のように、日常の何気ない一幕、時には陰鬱とした場面や悲惨な光景を、ロマンティックかつ美しく詩的に描き、クールで優しく歌い上げられるのはキリンジだけじゃないかなと感じています。ここでは弟の堀込泰行氏の歌声が美しく響きます。この曲では具体的なイベントを彷彿とさせるワードが歌詞の中に散りばめられていますが、そのワードが自身の経験とマッチングしたり、イメージの世界を膨らませたりして、曲の世界観がよりカラフルかつ広がっていくような印象を受けました。また比喩を使う歌詞はよく目にしますが、これは何が星座に喩えられているのでしょうか、色々想像すると子どもへの愛しさが一層感じられるかもしれません。

硝子の少年/KinKi Kids(詞:松本隆)
1997年にリリースされたKinKi Kidsのデビュー曲です。作曲が山下達郎氏、作詞が松本隆氏です。この歌詞はジャン・コクトーの小説「恐るべき子供たち」がモチーフになっているそうで、詞によって曲の世界がありありと表現されています。個人的な感想ですが、硝子のように脆く光る主人公を描いた歌詞に、達郎氏によるメロディアスでサスペンス調のメロディとサウンドがついて、そこに繊細かつ若々しいお二人の歌声が乗って、歌詞とサウンドと歌、それぞれが完璧に調和しているとはこういうことなのだろうなぁと感じました。
詞の表現が凄く好きで、Aメロの「雨が踊る」風景の中に「立ちすくむぼく」は対比のような構図に私は感じられて、グッと引き込まれました。また自身の心を「ひび割れたビー玉」と表現し脆さや幼さを感じさせながら、「小さな宝石」に未来を売り渡す彼女という、ここも対比になっているのでしょうか、聴いていて、歌詞の景色や登場人物の心理への想像を掻き立てられます。このような言葉の紡ぎが「テクニックとして」ではなく、自然なバランスで曲に溶け込んでいるように感じられるのが本当にすごい。
松本隆氏の言葉の世界はテクニックでは語ることの出来ない、心に染み込んでくるコミュニケーションに近いところにあるのだろうなと感じました。

▼Hibiki Bison の楽曲紹介

水色の期待 feat. やどりりな/Hibiki Bison
Vtuberのやどりりなさんをゲストボーカルにお迎えした曲です。素敵な歌声です。よかったら歌詞もじっくり聴きながら読んでみてください。

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✏︎詩川天楽-Utagawa Sora- の歌詞が最高な曲

今日の終わりにありがとうを数えよう/槇原敬之(詞:槇原敬之)
カラオケでいつも締めに歌うこの曲は2011年にリリースされたアルバム「Heart to Heart」の最後に収録されています。 この曲は全ての者へ、物への感謝を歌にしています。
今日も登ってきた太陽に、無くならないでいてくれた空気に。当たり前に享受している全てのことは実は当たり前じゃないんだよ、と綴っています。 中でも特に心に残っているのは 「同じ思いは誰にもさせたくは無いと思えた そんな優しさをくれた 痛みにもありがとう」 という箇所です。それさえも感謝する事柄のひとつになるのか……と初めて聞いた時は驚いたのを覚えています。 リリースされたこの年はちょうど東日本大震災があった年でした。当たり前が当たり前で無くなった年でした。 それも込みで歌詞の重みをグッと深く感じたのです。
あなたは日々に感謝していますか? ありがとうを言葉に出して誰かに伝えていますか? 日々を振り返るきっかけになれば幸いです。

示談/マハラージャン(詞:モエチュウ)
示談という曲です。中身もそのままです。 相手に示談を持ちかけてお金を暗にせびる曲です。

いままでの事は全部
黙っててあげるから
言わなくても分かるでしょ

示談/マハラージャン

サビ前のこの3行が最高です。 ここからサビに繋がっていく流れがなんともシュールでじわじわと来てしまいます。口では滅相もないとか言いながら心の中でニヤニヤしながら袖の下を受け取る悪い大人がストレートに描かれています。やらしいなと聞きながらニヤニヤしてしまいました。Mvとの関連性も注目です 。大人って、いやらしい。 それじゃあ、そのまま もらいます。
ニヤニヤが止まりません。

▼詩川天楽-Utagawa Sora- の楽曲紹介

ヒーローになれない君たちへ/詩川天楽
オリジナルシングルからひとつご紹介
配信の中で作った応援ソングです。 今聞くとだいぶん荒削りな曲の作り方をしていて少し恥ずかしいですが、歌詞はお気に入りです。 間奏で急にハチロクになるのも凝ったポイントです。 ぜひ聞いてみてくださいね!

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✏︎幽 の歌詞が最高な曲

革命/MOROHA(詞:アフロ)
「歌詞が最高な曲」ということで、僕はMOROHAの「革命」という曲を紹介させて頂きます。
この曲に出会ったのが3年前。色んな出来事が重なりかなり心が荒れ果ててた時にたまたまYouTubeに流れてきた、ファンが作ったであろう非公式のリリックビデオでした。( https://youtu.be/AAN-oJeqBKI?si=FicQ_-45fEihicLw )
ギタリスト、UKが奏でる感情的で哀愁漂うアコースティックギターの旋律に乗せられるMCアフロのポエトリーラップ。
自分にしか分からない現実の苦しさや虚しさ、夢や希望を追うことの苦難や向けられる罵詈雑言、そしてそれに立ち向かう姿勢。自分と同じ夢を見る人達の背中を押すような、泥臭く熱い言葉。一言一言に魂が込められていて、当時の僕はモニターの前で言葉を失っていました。あの衝撃は未だに忘れていません。
何かに挫けそうになった時、無気力になってしまった時、僕はこの曲を聴いて「説教」をして貰っています。そして背中を強く叩かれ、自分自身を奮い立たせています。 是非、聴いてみてください。

真っ暗闇の未来に描き殴る
蛍光ペンを求めて
半径ゼロメートルの世界を変える
革命起こす幕開けの夜 

革命/MOROHA

▼幽 の楽曲紹介

Resurrection/4RCANOVA
僕がやってるバンドの楽曲です。 ラウドロックの要素を取り入れつつ、キャッチーで耳に残りやすい楽曲になっております。 多くの方々に聴いていただけると幸いです。

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✏︎トーゴ の歌詞が最高な曲

歌詞が最高な曲、ということで2曲紹介させていただきます。

ヤバみ/ヤバいTシャツ屋さん(詞:こやまたくや)
『最高』というのをどう捉えるかというので色々と方向性が分かれると思うんですが、まずはこの曲を。 聴いたことのない方はこの先を読む前に一度、冒頭の英語歌詞に注目して聴いてみてください。最高なので。 個人的な話ですが私が初めて歌モノの楽曲を作ろうとしたとき作詞で大きく行き詰まっている最中に出会った曲でもあり、そこで衝撃を受けた記憶も相まって非常に印象深い曲です。
冒頭やサビのインパクトに惑わされがちですが強いメッセージ性もあり、作詞する人間としてはすごくわかりみが深みでエモくてヤバいんですよね。
もちろん本来の意図(?)通り頭を空っぽにしてノリノリで聴いても楽しめる最高な曲です。


青春時代/森田公一とトップギャラン(詞:阿久悠)
読者の方に温度差で風邪をひいてもらおうと思いながらこの文を書いています。
1976年の曲で、昭和の大作詞家・阿久悠の手掛けた曲です。世代ではないというか生まれる遥か前の曲なのですが、当時を舞台にしたミュージカルを観劇した際にこの曲が歌われていて、それからずっとサビの歌詞が胸に残って離れませんでした。
全体でもたかだか16行の中に叙情的な美しくも切ない世界が詰まっていて、現代でも誰にでも響くような最高の歌詞です。 阿久悠の言葉に「3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである」というものがあるのですが、まさにそれを体現したような曲だと思っています。


▼トーゴ の楽曲紹介

自己満足のオリジナル/soundbag
特集曲の紹介で触れた「初めて歌モノを作ろうとして行き詰まった曲」です。
最終的には開き直りと自虐を込めて「自分の音楽への向き合い方について初音ミクに罵ってもらう」というコンセプトで歌詞を書き上げました。

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✏︎タカハシルイ の歌詞が最高な曲

Here I Go/Sam Ock
普段激しい曲ばかりサブスクリプションサービスで好みの楽曲を漁っている僕なんですが、突然現れた優しい声、言葉、音色に一目ぼれした楽曲です。
言ってることは単純、よくあることなんですよ。Here I go, far away (さあ、遠くへ行こう)I'll keep running in this race(このレースを走り続けよう)
なんか染みたんですよね、一日の終わりに聞きたい曲です。曲全体から流れる哀愁、声の質、何もかもがしっくりハマって不思議と「あぁ。明日も頑張ろう」と思えるいつの間にか大好きな曲になっていた作品です。
最後の方に言っている My song will never cease(私の歌は決して止まらない)も良いですね。色々あるんですよホント、音楽を作ってるとしがらみとか考えなきゃいけないこととかもちろんそれを取り巻く数字とか、お金のことだって無視できない話。 ただ、根本を考えると、なんで曲を僕は作っているんだろう、と考えると『好きだから』からすべてが始まってることを再確認させられちゃうんですよね。何度も。何度このくだりをこの作曲人生の中でやってきたことか。
「私の歌は決して止まらない」僕もそう思います。僕も、そうありたいです。

寄り酔い/和ぬか(詞:和ぬか)
これは誰かが歌ってみたを出しているのをなんとなく聞いて一目ぼれした楽曲です。 こんな直球な歌詞ありますかね!?!?
や~~~~思い出しますね、なんかこういう事女の子が考えてたら嬉しいなぁ、とかそういうあれやこれや。女性の気持ちなんてこんだけ生きてきても全然まだまだわからないんですけど、 こういう曲の歌詞をみるとしみじみ『女性を丁寧に理解しないとな・・・』としみじみ思い知らされます。「明日休みなんだよね私」と飲み会で女性に言われたら「え~!めっちゃ良いじゃん!それじゃ良い休日を!じゃ!」とか 言って速攻家に帰っていた僕は、もっと早くにこういう曲に会っておいた方がよかったんだろうな、としみじみ思います。男性が女心を勉強できる曲やもしれません。恋多き男性、必聴。

▼タカハシルイ の楽曲紹介

ハイパーぼっち夏休みシンドローム/タカハシルイ
『夏』がなかった全ての人たちに捧ぐ―――

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✏︎ますかっと の歌詞が最高な曲

3時12分/TAKU INOUE & 星街すいせい(詞:TAKU INOUE)
曲を再生すると虫の声に続いて深いブレス、そして「はしゃいだな」という歌詞から始まる曲です。曲の出だしが「はしゃいだな」。からの「夜はもう折り返しらしい」。いったい何があって、そんなに楽しくて、ガラにもなくはしゃいじゃって、それでもふとこんな楽しい夜も終わりが見えてきてしまったという一瞬の寂しさに気づいてしまったの?、と問いたくなります。ここまで7秒。
わずか7秒で曲の世界観にフッと連れて行ってくれる素敵な歌詞だと思います。 もうひとつお気に入りのフレーズを紹介させてください。ラスサビの「同じ曲が好きってそれだけで肩を組んでさ」。音楽好きならどこか身に覚えのある経験。この歌詞はクラブでの体験を元に書かれたそうですが、その光景がありありと浮かびます。同じ曲が好きというそんな理由だけでもう肩を組んで友達になっちゃって、初対面なのにはしゃいで踊って、もしかしたら一杯酌み交わして、音がデカくて上手く名前とか聞き取れなくて、誰かわからないけどとりあえずゲラゲラ笑ってて、あれ、ふと気づいたら3時12分。はしゃいだな。
クラブという文化への愛をぎゅっと詰め込んだ最高の歌詞だと思います…!

▼ますかっと の楽曲紹介
あわいろコーヒーカップ/ますかっと

ボーカル天江しろさんのラップがめちゃ可愛いので聴いてください🍰

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✏︎tatto(たっと) の歌詞が最高な曲

云/鬼 呼 生 -たま よび いく- feat. 志人
ひとまず一回聴いてください。 おそらくこの歌詞をあーだこーだ考察するのはおこがましい。そんな気持ちにさせてくれる一曲です。
志人(シビット)という方をこの曲で初めて知ったのですが、どうもラッパーの中でもかなりの異端らしく、ステレオタイプのラッパーと言えばぶりんぶりんのぶっとい金のネックレスや指輪を身にまとい、仲間とつるんで夜な夜なクラブで暑いバトルを繰り広げる。 そんな方たちを想像しがちですが、志人は京都の山奥で俗世間から離れ林業などを営む職人のもとで生活をしたまに山から下りては楽曲をリリースされているらしいです。
そもそもプロフィール見たらラッパーではなく語り部、ボイスパフォーマーとなってる物もありますね。活動自体も演劇や童話のような朗読とインストゥルメンタルが交互に収録されたアルバムなどもあります。
お経や、民謡をほうふつとさせるフロウの中に現代を生きる者たちの迷いや苦悩、葛藤などが散りばめられた独特なリリックが異様な空気感を醸し出して、私自身、日本語ラップにはどことなく偏見や本場のHIPHOPと比べてしまうなどが多少なりともありましたが、この曲は誰にもまねできない日本の文化、伝統をしっかり継承した唯一無二の日本語ラップだと感じました。

▼tatto(たっと) の楽曲紹介
52Hz/Ion LIthos
私が作曲で参加してる音楽ユニット『Ion LIthos』(あいおんりとす)の最新曲です。

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✏︎AMR a.k.a Akatsuki's Music Room の歌詞が最高な曲

Mr.Launcher/LiSA(詞:LiSA)
歌詞が最高な曲という事で、『LiSA』の『Mr.Launcher』を推します。

土砂降り続きの辛い日々にまだ戦える理由を探してる。

Mr.Launcher/LiSA

戦うって様々な理由で、人生戦ってる人々がいると思うんですよ。 ただ生きているだけで受験、就活、結婚、恋愛、転職、色々なものと戦います。 生き残りを賭けた手術とか、も様々あります。
常に前を見続けて生きててもキツい事は有ります。 そんな中でも常に目の前の壁に全力で立ち向かって行ける。 そんなナンバーだと思います。

壁に並んだ歴代の勇者たちは、僕の知らない世界を超えて来たんだ。
次に隣で笑うのは「そう僕に間違いない」

Mr.Launcher/LiSA

自分の力だけでは、超えられない高い壁に出会す度に何度も師匠や兄弟子達を見ながら、歯を食いしばって色々勉強してます。 自分でも、自分の見た夢の世界の人たちを常に目指して生きているそんな生き方をしてます。
自分の人生でもそうなんですけど、まだまだ人生終われないです。

▼AMR a.k.a Akatsuki's Music Room の楽曲紹介
ラ・レヴェーナ/AMR a.k.a Akatsuki's Music Room

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編集長 sumeshiiiのコラム

"東西線は私を乗せても新宿に降ろしてくれなくて"

歌詞に衝撃を受けた曲がありまして・・・

余りの暑さに目を覚しさっき迄見ていた夢の中
東西線はあたしを乗せても新宿に降ろしてくれなくて
辿り着けない
此処に欲しい腕や髪や首筋
貴方の嫌う生温い雨に濡らされてゆく

闇に降る雨/椎名林檎

"東西線"なんておよそ歌詞になりそうにない単語が、新宿に降ろしてくれないことで、貴方と触れ合いたくても触れられないもどかしさへの比喩になってて(そう文章で書くと陳腐に聞こえるかもしれないけど)、暑くて目を覚した時のあの感じとか、生温い雨に濡らされた肌とか、そんな感触や情景が一気にリアリティを持って立ち上ってくるようで、最初に曲を聴いた時にすげえ・・となった記憶があります。
自分が当時東西線使ってたからかもしれませんが・・・!

歌詞はやはり歌の詞なので、音楽と切っては切り離せないと思っているのですが、この曲は、Aメロの歌詞に行くまでに1分くらいのかなり長い尺のイントロがあり、どこか不穏でエッジの立ったストリングスとリズムとノイズが鳴り響き、その後、椎名林檎さんが"余りの〜"と歌い始まります。その緊張状態から、"辿り着けない〜"からのBメロでメロディが開けていく。その音楽と詞の構成が表裏一体で、この曲の情景を立ち上がらせているようでした。カッコいいーーーーーーー・・・。

というわけで、
今回は歌詞が最高な曲特集ということで、歌詞に焦点を当ててみましたが、J-POPにアイドル、ロック、VTuber関連曲、ラップに阿久悠まで、新旧・ジャンルも幅広い曲が紹介されていて読み応えがあると思います!今回は邦楽が多めでしたが、今度は洋楽縛りで歌詞特集をするのも面白そうですね・・!

ぜひ気になった曲があったら歌詞に注目して聴いてみたり、その曲を紹介した音楽家がどんな音楽を作っているかまで興味を持ってみてもらえたら嬉しいです。もしよかった紹介された曲に、いいねやコメント、フォローやRTなど積極的にしてみてくださいね!

では次回の更新をお楽しみに!

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参加したい音楽家の方、募集!

参加者募集

音楽家(楽曲制作をする人、作詞をする人、エンジニア、そして、歌う人)で、この企画に興味ある、参加してみたい、という方はぜひsumeshiiiのX(Twitter)や、Discord知ってる方はDiscordまで、ご連絡ください!運営Discordサーバーを制作しましたのでご招待します。

まずは1曲、特集内容にそった自分のおすすめ曲をコメントしてみるというだけでも大丈夫ですので、ぜひ参加してみてください!やってみて合わなかったら読む専に徹底しても大丈夫ですし、抜けても大丈夫です!音楽の紹介コメントって結構楽しいし、それを各自ばらばらにあるよりかはコンセプトの元にまとまってたほうがより効果があると思うのですよね・・!そんな意図もMCTにはあります。

今後の展望

今回特集記事で書いたような、楽曲紹介コメントを書いてくれるメンバーを募集して、記事を定期的に出していけるようにできたらいいな、と思っています。

そして、現在はsumeshiiiのnoteに投稿していますが、MCTに参加してくれるメンバーが増えれば、その中からご自身が編集長として各自で特集を組んでご自身のnoteで公開するという方がどんどん出てきたらいいなと思っています。(なのでnoteのマガジン機能を使います!)そうすることで、ご自身の音楽と記事を紐付けることができ、記事の閲覧者が増えるほど自身を宣伝する機会が増えていくことになると思っています。それがMCTの最大の狙いです。

さらには、ライブ配信と連動してみたり、Spotifyのプレイリストやポッドキャストの連動もしてみたいし、さらにその先はコンピレーションを作ったりなど、より広がりがある展開ができると考えています。最初は音楽家限定にしていますが、そのうち、ライターの方のコーナーやリスナーが参加する企画などもできたらいいなとも思っています。

毎週月曜日21時ごろ更新予定!マガジンをフォローしてお待ちください!

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