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年明けの料金改定について

本記事は、僕が提供する各種サービスの料金改定について書いたものです。
長文になりますが、今後僕のサービスを利用[してみたい|してみようかな|してやってもいいか]と思う方はぜひ最後までご一読ください。


先日、こんな記事を書いた。

年が明けたら僕が提供しているサービスの料金改定を行う、という記事だ。

僕は今、こんなサービスを提供している。

  • 編集の仕事
    文章講座、文章添削サービス、出版編集サービス

  • キャリア支援の仕事
    キャリアコンサルティング、キャリアセミナー、就職ガイダンス

  • 神戸ガイドの仕事
    ぐるめぐる神戸、アテンド神戸

  • 講演の仕事
    地域活性化セミナー、起業セミナー

それらの料金を改定する…つまり値上げということになる。

一昨日の記事で、先月は売上がよかったと書いたが、あんなの一過性のもので、毎月続けろと言われれば僕はすぐ入院を覚悟しなければならない。
おかげで今月の売上はその10分の1にも満たず、悲しいかな赤字だ。

これは主に、編集やキャリコンといった僕が提供するサービスの料金が安すぎることが原因だ。
そこにメスを入れない限り、僕は万年赤字から脱却できない。
せっかく気に入ってサービスを利用してくれる人が増えているのに、引き受けるほどに赤字になる構造なら、これはまったく続かない。
料金改定、なにとぞご理解たまわりたい。

値上げを考えはじめてから、どのようにするかずっと頭を悩ませてきた。
ようやく固まったおおよその方向性がこれだ。

料金改定の方向性
1. サービスを持続可能にする
2. 料金体系を簡素化し、分かりやすくする
3. メンバーシップ会員でなくともメリットを
4. メンバーシップ会員ならさらに大きなメリットを

具体的な金額は後日の発表に譲るが、今日はその方向性の説明をしよう。



🔷現行の料金体系

まずは現行の料金体系がどうなっているかの復習から。

一般料金(一般に引き受けた場合の料金)
note料金(note経由で引き受けた場合の料金)
メンバー料金(②の中でもとくにメンバーシップ会員限定の料金)

僕のサービスの料金体系はおおむねこの3本立てだ。

どれもこれも「世間の相場ライン」からほど遠いどころか、「収支トントンライン」も大きく割り込んでいる。
③のメンバー料金に至ってはかなりの苦境に陥っている。
その③のてっぺんが白くなっているのは、「メンバーシップ会費還元」という僕独自のサービスで、毎月のメンバーシップの月額会費相当額をサービス利用料から割り引いているものだ。
ますます赤字に拍車がかかる。


🔷新しい料金体系

2025年の元日から、次のような料金体系に移行する。

①' 一般料金:「世間の相場ライン」に引き上げる
note料金:廃止
メンバー料金:廃止

note料金・メンバー料金を廃止し、一般料金に一本化する。

悲鳴が聞こえてきそうだ。
①を①'に引き上げるのはよしとしても、②③を廃止するとは何ごとかと。
…おっしゃる気持ちはよく分かる。

そこで2つの制度の導入を考えた。


🔷新しい2つの制度

🔶リピーター料金

これまでお得なnote料金・メンバー料金でご利用いただいていた方にとって、いきなり一般料金になるのはかなり負担が大きいはずだ。

そこで、「リピーター料金」という制度を1年間だけ導入する。
2024年の大晦日までに一度でもサービスをご利用いただいた方(現時点ですでにご利用いただいたことのある方を含む)は、2025年の1年間に限って特別料金でご利用いただけるようにするもの。
よく政府がやる激変緩和措置という位置づけだ。

イメージ的には下記の②'になる。

①' 一般料金
②' リピーター料金(大晦日までにサービスを一度でも利用した方の料金)

過去にすでに僕のサービスを何かご利用いただいたことのある方は、この後とくに何もしなくても来年はリピーター料金が適用となる。

まだご利用いただいたことのない方は、たとえば大晦日に原稿をお送りいただき出版の依頼をいただければ、その出版は現行料金でお引き受けすると同時に、来年はエディター関係のサービスがリピーター料金となる。
また、大晦日にキャリアコンサルティングを受けたなら、2025年は1年を通してキャリア関係のサービスはリピーター料金となる。

リピーター料金の適用は、メンバーシップ会員でなくとも可。
メンバーシップに加入するほどでもないがキャリアコンサルティングは受けたいという方はこれまでに何名もおられたが、そうした利用であっても来年はリピーター料金が適用になる。

ただし、同種の仕事に限るので、たとえばエッセイ講座だけを受講したことがある方は、来年はエディター関係のサービスはリピーター料金が適用されるが、他の「ぐるめぐる」などは一般料金となる。

そしてもう1つの新制度がメンバーシップ限定の「ポイント制度」だ。


🔶ポイント制度

上述したように、現在は「メンバーシップ会費還元制度」がある。
たとえば月額300円のメンバーシップ〈エディターコース〉の会員が「エッセイ講座・上級」を受講したとしよう。
この「エッセイ講座・上級」は受講料が550円必要だが、会費還元制度を適用すれば、550円-300円=250円で受講ができるという制度だ。

ところがこの会費還元制度は、余った分を翌月に繰り越せない。
たとえば月額700円のメンバーシップ〈まるごとフルコース〉の会員が同じ講座を受講した場合、150円分が余る。
同じ月内に他に「ぐるめぐる」などがあればそこで使えるが、何もなければ150円分は消滅してしまっていた。

そこで、この余った分を無期限に繰り越せることにした。
それこそ世間でいうところのポイント制度にほかならない。
ついに「へんいち★ちょこっと倶楽部ポイント」の誕生だ。

上にあげた例が150円などとみみっちい額だったから、ポイント制度とかいっても大したことないよねと思われるかもしれない。
いや、ところがそうでもないのだ。

なぜって、過去に消滅した還元枠を今回復活しようと考えているからだ。
「これまでのメンバーシップ加入月数×会費」(累計発行ポイント)から、「これまで実際に利用した還元高」(累計利用ポイント)を差し引いた額を、2025年元日に「利用可能ポイント」として進呈する。

昨日、各メンバーの「利用可能ポイント」を自動計算するプログラムを組んでみたが、多い人でなんと17,000ポイントもある。
これはつまり、今後僕が提供するサービスを利用する際に17,000円オフにできることを意味し、未利用分は無期限に繰り越すこともできるのだ。

結果として、メンバーは下記の③'で利用できるようになるイメージだ。

①' 一般料金
②' リピーター料金
③' リピーター料金+ポイント制度:大きく割引可能

ただし近年の一般的なポイント制度のように、「いつ何ポイント獲得して、いつ何ポイント使ったか、今何ポイント残っているのか」などを見る「ポイント通帳」の用意まではなく、個別に問い合わせてもらうなどしか方法がないのがかっこ悪いがご容赦願いたい。
収益が出てくればアプリの開発なんかもできるのだけど。


🔷料金改定の方向性

冒頭に掲げた料金改定の方向性をそれぞれどのように実現していこうとしているかを最後にもう一度説明して、今回のまとめとしたい。

  1. サービスを持続可能にする
    「収支トントンライン」を割り込まないようにする。

  2. 料金体系を簡素化し、分かりやすくする
    note料金・メンバー料金を「一般料金」に一本化する。
    メンバー料金の廃止は、その悪用を防止する意味もある。
    (これまでに例はないが、たとえば「ぐるめぐる」に参加する月だけメンバーシップに加入すれば、月額会費300円は要るが「ぐるめぐる」の参加費は1,100円が550円になり、会費還元で250円で参加できてしまうのだ)

  3. メンバーシップ会員でなくともメリットを
    メンバーシップ会員でなくとも、料金改定前に僕のサービスを一度でもご利用になった方は、来年も気軽に使っていただけるようにする。

  4. メンバーシップ会員ならさらに大きなメリットを
    現行の会費還元制度に代わって「ポイント制度」を導入し、長くメンバーシップを続けるほどにメリットが増すようにする。
    ポイント利用すれば「収支トントンライン」を割り込むが、その分、毎月メンバーシップの会費をいただいているので、1.の方針に矛盾はない。

以上が2025年元日に予定する料金改定の大きな方向性だ。
多少複雑で分かりにくい部分はあるので、ご質問がある方は何なりと[コメント欄]または[クリエイターへのお問い合わせ]で。

次のアナウンスは、いよいよ具体的な新料金の発表になる。

(2024/11/16記)

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へんいち
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