真夏のカスタマイズイベント、kintone devCamp Boost!に参加してきました。Part2
真夏のカスタマイズイベント、kintone devCamp Boost!に参加してきました。の続きの記事になります。今回は、違うセッションに参加した様子や気づきについて別の視点で書いてみます。
道に迷わない
サイボウズ本社に初めて訪問しますが、事前に公式ページの入館方法およびルート案内(683KB)を見てバッチリ予習して来ました。
27階で詰む
エレベーターひっろ~。入館の仕組みが某庁みたいだ~。とか思いながら、エントランスまでは順調でした。受付にて申込み完了時に受け取ったメールを提示しようとしたところ、入館案内のメールと勘違いしてしまい、中々見つかりません。いつ申込んだんだっけ?と困っていました。スタッフの方が見かねて優しく名前から照合してくれて、無事入館できました!
中に入ると、いきなりテーマパークでした。な…何を言っているのかわからねーと思うがないと思いますが、結局、最初のセッション時間ギリギリになってしまい、ゆっくりすることができずに会場へ向かいました。
10:30 Googleフォームからkintoneにデータを登録 に参加
Googleフォーム(Tシャツ申込書)の回答をGoogle Apps Script(GAS)を使って、kintoneアプリに登録する仕組みをハンズオンで体験することができました。発展編としてGoogleフォームで回答を編集して、kintoneのレコードを更新するテクニックをお聞きすることができました。
学びや気づき
GoogleFormで短縮URLが発行できる事を知りました。
GASで環境変数(スクリプトプロパティ)を利用できることを知りました。APIキーなどを外部に記述する事でコードの保守性が上がりますね。
GASでkintoneと連携するためには、ライブラリ(*)を利用しないと連携ができないと勝手に勘違いしていました。
(*)Google Apps Script Library for kintoneGASで「Alt + Shift + F」でコードの整形をしてくれる。
GASでLoggerを使って、「表示」→「ログ」から確認できる。
反省点
GASのスクリプトは、「プロジェクトを保存」ボタンを押さないと保存されません。このことを見落としていて、気が付かずトリガー画面に遷移してしまい、関数を選択できずに困ってしまいました。反映されていないのかな?とリロードして戻ると関数が消えていました…orz。
GASでの初回実行時に「承認」に関わる警告画面が表示されましたが、対処方法がわからずに警告画面を閉じてしまいました。結果、承認を行っていないため、GASが実行されずに原因が分からずに時間を浪費してしまいました。
12:20 ランチセッション に参加
お弁当が美味しかったです!🍱
cybozu developer networkは略して「devnet」らしいです。
devnetの裏話、激動の3年間、各ブースの紹介など、多くの情報がありました。個人的には構築運用 Tipsが盛り上がると良いな。
今後は、運営の中の人(の顔)を思い浮かべて意見しようと思います。
13:40 通知だけじゃない!? LINE WORKS と繋がるデータ連携 に参加
金子さんと被りますが一緒に参加していたので感想だけ。
学びや気づき
BotとWOFFの違いを学びました。
kintone WebhookとPower Automateを組み合わせることで、色々な自動化、業務効率化ができそうでした。
ChatGPTと組み合わせることで、曖昧な入力を保管して、kintoneに規則正しく入力できる形に変換して登録するなど応用が利きそうでした。
反省点
Power Automateを有償化(90日体験版)に切り替える必要がありましたが、フローも勝手に有効化されるものだと思っており、結果、有効化されておらず、トラブルシューティングに時間を浪費しました。
15:30 モダンな開発環境を⽤いたカンタン/安全なカスタマイズ開発 に参加
サイボウズが提供しているOSSのライブラリやツール、開発時に便利な拡張機能の紹介がありました。実践編ではこれらを利用したカスタマイズ開発をハンズオンで体験することができました。
学びや気づき
開発者の開発体験を向上させる専門チームがあることを知り、驚きました。サイボウズは、開発者のサポートに力を入れていることがわかります。さすがのエコシステムですね。さらに、kintoneコマンドラインツール(cli-kintone)もこちらのチームで作っているそうです。
dts-genを利用すると型定義ファイルが生成されて、エディター上で候補としてフィールドが指定できるようになります。便利ですね。
rest-api-clientを利用することで、簡単にkintone REST APIを利用することができました。バッチ(Node.js)からも利用できるとのことです。
ビルドとアップロードが自動で行われる仕組みを利用することで、修正後のJSファイルのアップロードの手間が削減できます。
これらのライブラリやツールを駆使することで、カスタマイズ開発の品質と効率が格段に上がりますね!
おわりに
サポートしてくれたスタッフの皆さんがとても親切でした。
こちらの作業をしっかりトレースして下さり、一緒に悩んで問題解決に取り組んでくれました。技術同人誌デモブースのスタッフさんにも色々とお話聞かせてもらいました。実際にデモを見ることで、IoT連携に俄然興味が湧いてきました。スタッフの方々、講師の皆さんお疲れ様でした。
いい思い出になりました。!(^^)!
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記事作成
kintone推進チーム