見出し画像

プログレッシブ BJ

3年ぶりのカジノの初日、初めのテーブルでは負けたものの、初日は何とか勝つことができた。

2泊3日の旅なのでこれが最後の夜、昔の感覚も取り戻せてきた。
軽くバカラで遊んで、さらにプラスを増やせたが、やはり一番大好きなブラックジャックでとことんプレイしたい。
幸い、小VIPのブラックジャックテーブルに誰もいない。

このパラダイスシティの中で一番お気に入りの場所、そして一番長くプレイしたテーブルだ
平場と違って、お酒も食事もテーブルで頼める。本気で勝ちたいなら酒は控えるとかって人もいるけど、僕は飲みながらプレイするのが最高に楽しい。座って迷わず「ウイスキーソーダ!ジュセヨ~」
今はハイボールで通じるようだが、以前は通じなかった(^^;
周りのバカラは仲間内で楽しそうだが、BJテーブルは俺一人。。

ミニマムベット30万ウォンで真ん中に座ります。
カジノや時間帯などによりますが、僕は真ん中か、ファーストボックスに座ります。
ファーストボックスが好きな理由は
・カットカードが直接影響する場所であること
・テーブル全体の流れを作れる気がする

そして、一番重要なシューボックスから一番近いとこで、ハウスのイカサマを牽制することです。
カジノは不正、イカサマしないが、それでも絶対にしてないとは限らない
尊敬するエドワード・O・ソープ博士が「天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す」でも言っている
セカンドという、二枚目のカードを引き出して、プレイヤーを不利する技を使ってこないとは限らない

初めのゲームは私:絵柄+9で19悪く無いです。
ディーラーは17以上になるまでヒットするので、21・20・19・18・17か22以上のバーストなので、丁度、真ん中の役とはいえ、勝率は高いです。。。

ドキドキ・・・ディーラー:絵柄+絵柄で負けです(;´・ω・)
そのまま、4回負けて1回勝つような展開で、ボロカスに負け続け、気が付けば、プラス分も全部溶かして-100万円。。。
さすがブラックジャックのスピード感w

破滅的に負けるときの特徴
■ディーラーがバーストしなくなります!
・ファーストカード(フェイスカード)が4・5・6の時は17以上になる為に最低でもあと2枚必要で、バーストしやすくプレイヤーに有利ですが、もう1枚のカードが4だったら6か7とか、5だったら5・6などで、次が絵札などで20・21になり、瞬殺されます。
・12を超えてから1枚でもテンカードが出たら、バーストなのに、12から2枚も3枚も引いたり、合計で5枚や6枚引いて、20や21になる。

■オプションチャンスが来ない
・手札2枚で9,10、11の時はダブルと言って、掛け金2倍にして勝負に出れるが、そういう時にディーラーの手札がA、テンカード
・手札が同じ数字の時は2つに分けて、有利に勝負を展開できるが、分けることで負けやすくなる4、5、6などのローカードや、ディーラーのフェイスカードがハイカードでスプリットできない

■オプションチャンスが破滅チャンスになる
・よくあるパターンとして、自分が2枚で7+4などの11、これはBJの基本だけど、常に次のカードがテンカードだと想定してプレイしているので、30%強の確率で自分は21という負けなしの役が狙え、かつディーラーのフェイスカードが4、5、6でバーストしやすいのに、バーストしないばかりか、自分にはAなど、ここで来なくてもいいカードが来て、17以上の役にもならずに、2倍のチップを失う


■自分がBJ(初めの2枚で21完成)の時にディーラーもBJ
プレイヤーが1.5倍獲得できるチャンスなのに、ディーラーもBJでチャンスを生かせない。

などがあります、4.5.6でバーストせず、ダブルやスプリットが活かせず、BJでも勝てない。。。
はい、これは負け確定です。。。テーブル変えたり、止めたほうがいいです。でも、6デッキだろうが8デッキだろうが、グルグル回ってるので、ある程度、粘り、辛抱も必要です。このカードの流れが自分に回ってくる可能性があるからです。

ここで、プログレッシブBJの出番です(・∀・)
     ↳勝手に名付けてます(・ω・)
BJはテーブル全体、他のプレイヤーと一緒に戦うので、基本、ストラテジー通りのプレイをしなければなりません。
バーストするとわかってても、ヒットしなければならない。
ただ、バーストしないために、ヒットすべき時にステイすることは大目に見てくれることは多いが、それでも、そういうプレイは全体で不利益になることが多いです。

ブラックジャックの禁忌!
それは、ハンド数を増やしたり減らしたりすることです。
プログレッシブでは、それを意図的に使います。
これやられると、同席にいるプレイヤーは本当にうんざりします。
独りでプレイしているからこそ、いくらでもやれるのです。

個人的にも、ハウスエッジという大数の法則もあるので、一人で2ボックスや3ボックスでプレイする人は破滅を早めているだけだと思ってます。

しかし、先ほどのように全くいいとこ無しで、100万溶かしていく場合など、主体的にカードの流れ、ゲームの流れを変えていかなければなりません!
私がボックスを増やす時はほぼ、カンですが。。。
・5、6でバーストしないうえに21とかを作られたとき
・ダブルが決まらなかった時
・ディーラーが初めの2枚で20を3回連続した時
などです。
そういったことが発生したら、2ハンド、3ハンドにします。
もちろん、それで流れが変わることもあれば、もっと悲惨な、ボックスを増やした次のゲームでディーラーがBJで全滅するなんてこともあります。

それでも麻雀でいう仕込み牌、バカラなどでいうと仕組みカードはブラックジャックにも存在すると思ってます。
意図的にカードを偏らせたり、ハイカードとローカードを交互に配置して、片方(プレイヤー)が不利になるようなシャッフルをしている可能性があると思います。

なので、僕は基本はワンボックスですが、状況により、2~3ハンドでプレイします。
そして、負けたり、3ハンドの恩恵が無ければ、すぐに1ハンドに戻します。
恩恵があれば、1ゲームで13~30万円掛けるので、めちゃドキドキしながら
2ハンドや3ハンドを継続します。
ハンドを増やす時に流れを変えるだけなら、フラットベットで、どっちもミニマムベットで大丈夫ですが、攻めるので、絶対にベットもメリハリを付けます。
ミニマムベットを1としたら、少なくとも2倍、だいたい3倍の100万ウォンと30万ウォンでベットします。
大体、強く掛けたほうが負けて、弱く掛けてる方が勝つことも多いのですが、カードがたくさん見れるのと、人柱のように、あえてストラテジーを無視したプレイを取り入れて、厚く掛けてるとこだけ勝てばいい戦略にします。
弱く掛けてる方にいい手が入れば、次のゲームからは、そちらを強く掛けたりして、流れのいい、強く張るボックスを意図的に作るようにします。
そして、そこが自分の嫌いな負け方をしたら、ボックスを減らして普通にプレイします。

そして、アドリブも含めて、そのヒットやステイが正しかったのか、何をしても結局負けていたのかを検証しながらプレイします。
ディーラーに「今回の俺の選択は正しかったよね!」や「これは何やっても、どうあがいても負けるしかなかったね」「ここでステイしてればディーラーバーストだけど、さすがに100万ウォン掛けて、ディーラーのテンカードに対して、13でステイはできないよね」などなど、英語と日本語と、カタコトのハングルで会話します。
これがまた楽しいのです!

で、破滅的に負けてたのですが、3ハンドでBJが2か所、1カ所が20と最高の手からのディーラーバーストや、ディーラーがブラックジャックの後の怒りのベットアップの200万ウォンでBJが決まったり
※怒りのベットアップはパラダイスシティの前身、ハイアットで一緒に遊んだプレイヤーに教えてもらいました(・ω・)
これが決まるときは本当に勝てます。
(もちろん逆もありますが、その時は怒りのベットアップをいつ止めるかが大切です)

そして、マイナスからプラスになり、めちゃくちゃ乗ってる時に嫁のLINEで、強制送還指令・・・部屋に戻ってこいと。。。
どうするか?
勝ちに蓋をするな!自分の限界を決めるな!
次のステージに行こう!
ディーラーにまた帰ってくるから、このテーブルをそのままで待っててと伝えたが・・・

自分の中で熱が消えていくのを感じた。。。
子供もいるし、一人でカジノに来たわけではない。。。潮時か。。。
未練たらしく、1ゲームやってみた。。。負けた、7/2の事だし、どんな手か忘れてしまったし、勝っていたらまだ続けたのか分からない。
ただ、完全に勝負の熱が冷めていた。

何時もなら、換金の時にまたプレイしたりするのだが、今回はこれにて終了。
3000万ウォン持参、4000万ウォン換金、112万勝ち






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?