ナウシカを読み終えた。

子供達が泊まりにきていたので、わらわらと泣いたり笑ったりお菓子を食べ散らかしたりしている子供ら4人のエネルギーの嵐の中で、ナウシカ7巻を一気に読み終えた。

昔、床屋で待合室に置いてあった永井豪先生のデビルマンを一気読みした時の感覚を思い出した。

あの時は、8歳か9歳くらいだったと思うけどデビルマンを読みやめる事が出来ず、何時間も待合室で読み続けた。

床屋のおじさんも、子供の集中力に諦めたのか読み終わるまでいて良いよと言ってくれた気がする。

しかし、子供ながらにとてもショッキングな内容と結末であった。

陰陽師もそうだが、話の後半から抽象度がぐんと高くなってきて理性では捉えきれない領域に突入する。

もうそうなると感じるしかないのだ。
まさにDon't think! Feelの世界。

一気読みの後のこの疲労感。
集中と弛緩の後に訪れる真っ白な間隔
好きだ。

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