個人的課題の箇条書き

・長調と短調
 主に短調に対する認識の改め。特に「長調=明るい、短調=暗くて悲しい」というイメージ。
 短調について認識を改める必要があるということは、同時に長調について再考する必要もあるということ。調性や和声に対するアンテナの張り直しにも繋がる。今更と言われるかもしれないけれど、今からでも遅くはない、はず。

・拍子によって変わる曲の進み方
 昨年からの課題。特に2/2と4/4と6/8。拍にかかる重みはそれぞれ異なる。音の長さを数えるだけで済ませてしまえば、曲の表面を撫でるだけで終わってしまう。何より演奏しづらい&何となく居心地悪いというか、座りの悪さが残ったままだろう。作曲者がどんな出来上がりを想定していたのか。
 ピアニスト・ゴールドベルク山根美代子さんの言葉「曲を完全に理解できれば、身体は自然について来る」(うろ覚え)を思い出す。

・モダンとバロックのヴィオラ
 モダンと同じようにピリオド楽器を鳴らそうとしてしまう時が、ままある。モダンにはモダンの得意分野があるし、バロックにはバロックの得意分野がある。立派な音や大きな音が重視されるようになったのは、比較的最近のことだと言うじゃないか。

・目立つだけが能じゃない。
 内声楽器の楽しみ、それはきっと、全体の状況を把握することから始まる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?