無本番・練習日記2021年9月20日~9月26日

2021年9月20日(月)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
音階(C-dur , a-moll)
ヴュー:ヴィオラのための10の練習曲
 2日ほど開けていなかったバロックヴィオラのケースを開ける。台風の影響で湿度の高い日が続いたが、幸い無事だった様子。ジェミニアーニの12番にしばし苦戦した後、同じものをモダンで弾いてみる。きっと慣れているモダンの方が楽に弾けるのではないかと思って弾いてみたのだが、誤算だった。確かに音を出すことに関しては慣れているが、移弦のときに感じる体感的距離が遠い。なんか色々弾きづらい。バッハの無伴奏ヴァイオリンを初めて弾いた時を思い出した。すんなり一度通して終わるつもりが、行きつ戻りつの練習となった。出てくる表情が全く違うのは、頭ではわかっているつもりだったけれど。
 あとはモダンの時間。音階を弾いて、ヴューの7・8番。未消化の部分を一つずつ洗うような練習で、店舗を落として音の居場所、適正体重を探る。8番は探しづらかった。それだけ力づくで指示テンポを目指して弾いていたということなのだろうか。

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2021年9月21日(火)
F.A.ホフマイスター:ヴィオラのための12の練習曲
 短い時間、暗譜でホフマイスターの練習曲から5番を選びバロックヴィオラで弾く。学生時代に期末試験で弾いたため、この曲だけはしっかりと頭に入っている。少しずつ秋が深まって来て、楽器が鳴らしやすくなってきた印象。とはいえ曲が弾きやすくなったとは限らず、曲に対する過去の認識と現在の認識が脳内で両者譲らず、苦戦。同じ曲のはずなのに、違う曲を弾いているようだ。

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2021年9月22日(水)
練習お休み。

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2021年9月23日(木祝)
音階(C-dur , a-moll)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
 外出前に手短に、モダンとバロック両方の音を鳴らす。練習後はこちらの演奏会へ。
 『音楽の気晴らし―18世紀フランス器楽曲の栄華―』
 ルクレールとマラン・マレの名前は知っていたけれど、演奏された作品はどれも初めて耳にするもの。名前も「初めまして」という作曲家が2人ほど。演奏会自体は1時間半~2時間弱と短めだったものの、入れ代わり立ち代わり編成の違うプログラムは全て面白く、時間の短さが疑わしくなるほど濃密な時間だった。
 演奏会後に出演者と出来立てホヤホヤの感想を直に伝えることができないのは、ご時世柄とはいえ少し寂しい。メールやメッセージでは「出来立てホヤホヤ」の温度を出すのが難しいのだ。

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2021年9月24日(金)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
バロックヴィオラのみ音を出す。ジェミニアーニの教本の後ろの方で、分散和音のヴァリエーションのような練習だった気がする。なぜこれをプリントアウトしていたのかは不明。プリントアウトした当時はただ弾くだけだったのが、やり方一つで生じる弾き心地の変化のようなものを感じ取れるようになったのはこの一年の変化なのかもしれない。音の一つ一つは思っていた以上に長さにばらつきがあり、「音価が同じでも全て同じ長さにはならない」言葉を思い出す時間となった。

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2021年9月25日(土)
ジェミニアーニ:ヴァイオリン教本 The Art of Playing on the Violin
コダーイ:『ファンタジア・クロマティカ』
 パソコンの調子悪く、記録できず。

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2021年9月26日(日)
練習お休み。

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