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12/30 オケスタレッスン

2021年も残り2日ですね。
去年の今頃はドンファンがうまく弾ける兆しが見えてきて、「自分の技量では弾けないと思っていたオケスタが弾けそう」という感覚を得て嬉しかったのを覚えています。
8月以降は、自分の至らなさや弱い点を直視できない精神の弱さ、テクニカルへの苦手意識が重なり後退しましたが、気持ちを切り替えてやっていきます。
年の瀬までレッスンして頂き、本当にありがとうございます。
読んでくださっている方々も、良いお年をお迎えください。

今回もシューマンのスケルツォ。


概要

◆暗譜で弾くことをやめる。
オーケストラで仕事をするときは楽譜を見て弾いている。つまり、暗譜をしないと弾けないと言うのは採用にならない。
また、オーディションではオケスタを10個以上弾く。それを全て暗譜はできないし、今も最後で間違ってしまう。そのため、暗譜は非常に危険!ノーチョイスだし、手を見ながら弾くから固くなる。弓も絡まってしまう。
楽譜を見るというとことは全体像が見えるので、悪いことではない。

◆指の話
指をリフトする時に高くあげすぎると、遅くなる。上げ下げを最低限にすること。だが、発音のために瞬発力は必要。
 ★強く押さえすぎると遅くなる。軽く押さえて、タイミングを練習する。
  音程が悪いところ(以下、記載)は離すタイミングを意識。
 ★いかにクリアに、指がリフトできるか。
あと、疲れてくるとボロが出てくるので、それが無くなるように練習すること。

音程
ラシドレシソミレのところ、次のフレーズのところ。毎回イントネーションが違う。
注意。

課題

①楽譜を「見て弾く練習」をする。
どこに立つのか、どこで弾くのかを考えて毎回練習する。
楽譜の前にはクロースで立たずに、離れて立つ。全体像が見えるため。

②音程の練習
離すタイミングを掴む。

③tempoのUp
シューマンとクロイツェルを、136ぐらいまで上げておく。弾けなかったら速度を落としてゆっくりから始めて上げていく。自分で考えて弾くこと、他力本願にならない。

反省点

暗譜のことは先日のレッスンでも言われているので、反省。また練習のレコーディングで譜面を見ている時の方が音程が安定しているのは自覚しており(全体像が見えるからだろう)逃げているだけなので、やること。
早い譜面を見ながら弾くのは訓練なので、慣れること。オケの仕事で練習ができなかった時に必死に先読みして弾いていることをしているので、原理はわかる。目の速度と頭の中の音楽、身体の反応、全てを考慮すること。
また、朝起きた時にオケスタを弾いているのだが、これがかなり有効。
これからもやること。


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