新年初講座、「新生METライブビューイングを楽しもう」のお知らせです。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年初の講座のお知らせです。

今年の初講座は、12日火曜日、16時より、朝日カルチャーセンター新宿で、「新生METライブビューイングを楽しもう」と言うテーマでお送りします。

コロナ禍で世界の歌劇場の多くが閉鎖を強いられました。アメリカ最大のオペラハウスにして世界を代表するオペラハウスの一つ、メトロポリタンオペラも1年半の閉鎖。とは言えそこは世界のMET、閉鎖中にはこれまでの公演の無料配信を行い、また再開に向けて、新機軸を模索してきました。

昨年秋、1年半ぶりに幕を開けた新シーズンは、まさに「新生MET」を象徴する内容。ごく最近のオペラのMET初演や、名作のオリジナルヴァージョン、あるいは英語短縮版など、最新の傾向から名作を親しみやすくする工夫まで、「これを機に変わろう」と言う劇場の意図が反映されたラインナップになりました。

 オープニングは、ジャズなどで活躍する黒人作曲家&トランペッター、テレンス・ブランチャードの最新のオペラ「Fire shut up in my bones」。METで初めての黒人作曲家のオペラでもあります。もちろんMET初演でした。

 METの、そのシーズンのハイライトを映画館で鑑賞できる「METライブビューイング」も再スタートします。日本での配給は今月から。ラインナップ10本の中には、「MET初演」が3本、「ボリス・ゴドゥノフ」のオリジナル版、「ドン・カルロス」のフランス語5幕板、「シンデレラ(マスネの「サンドリヨン」)の英語短縮版など、今シーズンならでは!の意欲作が並びます。もちろん、METの定番中の定番「トゥーランドット」や、新制作で登場する「リゴレット」など安定の名作も。

あらゆる方向にウィングを伸ばした意欲的なMETライブビューイング。シーズン開始の前に、ぜひそのエッセンスを聴きにいらしてください。教室と配信、両方で受講できるハイブリッド講座です。  




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