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ロシア ウクライナ併合の思惑とは

前座

どうもこんにちは。閃です。先週スマホの液晶ガラスに亀裂が入ってしまい、今日はその画面修理に彼氏と出向いてきました。液晶自体には影響が出ていなかったので3000円ほどで事が済みました。よかったよかった。

今日は宝石屋に寄って先日手に入れた石の鑑別をお願いしてきました。自分が思っている通りのものだったらいいのだけれど。なんにせよ結果が出るのが楽しみです。

前回は歌ってみた動画についてなどの番外編の記事を書きましたが、本編は本編として手を抜かずにやっていきますのでご安心を。

参照リスト

今回の原文はこちらになります

記事要約

ロシアは支配下の4地域で住民投票を行い、併合協定に署名した。軍隊を前線に送り込むことと西欧諸国を脅すことが目的だと推測されている。ロシアは非難を受けながらもクリミア併合と同じ一途を辿ろうとしている。(99語)

Russia has held referendums and signed annexation agreements in the four regions under its control. It is assumed that this is to intimidate the West by sending troops to the front lines. Russia is trying to follow the same path as the annexation of Crimea, despite the accusations. (48 words)


本日の翻訳

ロシアは占領した4つの地域をどのように併合するのだろうか。これらの地域はウクライナ全土から見ると部分的であるが、これらの地域はいつ戦いの中心地となるのだろうか。

ウラジーミル・プーチンは、ロシアは占領地域を決して手放さず、利用できるすべての手段で防衛すると宣言した後、占領地域を併合する協定に署名した。

なぜ今なのか?

ロシアの大統領は劣勢に立たされている。彼の7ヶ月にわたる戦いは勢いが落ち続けており、ウクライナの劇的な反撃のうちにルハンスクとドネツクの2つの東部地域に対する本来の主張の辻褄が合わなくなってきているからだ。

プーチンは、ロシアの支配下にある4つの地域の全てでいわゆる住民投票を行った。投票は国際社会から見せかけと非難され、武装した兵士が一軒一軒票を集めることもあった。

東部地域と南部のザポリージャ、ヘルソンを併合することで、モスクワによると新たに動員した軍隊を1000km以上の前線に送り込むことができるようになる。しかしさらに、ウクライナがロシア領土と称する場所に使用するミサイルで武装し続けるなら、西欧諸国を脅すこともできるのだ。

国連事務総長のアントニオ・グテーレスは、併合は危険なエスカレーションであると非難した。彼は「いかなる決定も...法的価値を持たず、非難されるに値する。国際的な法的枠組みと調和することはできず、国際社会が守るべきすべてのものに反し、国連の目的と原則に背くものである」と述べている。

クリミア併合の二の舞?

プーチン大統領が用いているこの手法は、2014年3月に彼が行ったウクライナからクリミア半島を奪取し、国際社会から広く非難された住民投票を行い、その後、ロシアの支持者である議会の投票を頂点とするまったく同じ憲法上の手続きを経て、とにかく併合したという点において、彼の写経を読まされているようだった。

死傷者が出ていないことを除いては。クリミアはほとんど流血を伴わずに占領され、完全にロシアの支配下に入った。

程度の差こそあれ、現在併合されている4つの地域はすべて、部分的にまだウクライナの手中にある。これらを合わせると、ウクライナの主権領域の15%を占めている。

東部の2つの地域は、2014年以来、ロシアの支援を受けた分離主義者によって部分的に保持されてきたが、7カ月にわたる戦争の後、ロシアが主張できるのはドネツクの60%のみで、ルハンスクはウクライナの大規模な攻勢の中心にある。ロシア軍は戦略的に重要な町であるリマンを数時間以内に失う可能性がある。


ザポリージャ州の州都は、ロシアのミサイルが届く範囲ではあるが、非常に強固にウクライナの支配下にあり、ウクライナ軍はへルソン市からわずか数マイルしか離れていない。

支配していない4つの地域をどうやって併合するのだろうか?答えはどうであれ、ロシアの指導者は明らかに併合を急いでおり、ほとんど予告なしに自称住民投票を発表した。

プーチン大統領は併合演説で、ウクライナに停戦と協議への復帰を求めたが、占領した領土をウクライナに返還することはないと明言した。演説の多くは、西欧諸国に対する暴言であった。

連邦政府のドミトリー・ペスコフ報道官は金曜日に、併合地域への攻撃は侵略行為とみなされると述べた。

何が変わるのか?

状況は依然として不透明である。ペスコフ氏でさえ、ロシアが占領下の南ウクライナのどこに新しい国境線を引くのか定義することができなかった。しかし、彼はドネツク州のすべてをロシアの一部として扱うと述べた。占領されていない部分については、「解放」されなければならないだろうと述べた。

カーネギー国際平和財団のポール・ストロンスキー氏は、「これはロシア国民とロシア国家に見せかけの希望を提供するものだ」と言い、実際にはほとんど変わらないだろうと考えている。

2月の侵攻前、ロシアは東部の2つの地域全体を独立した「人民共和国」として認識していたが、今回モスクワはそれらをロシア領と定義することになる。ウラジーミル・プーチンは、大クレムリン宮殿の豪華な聖ジョージホールでの式典に先立ち、南部の2つの地域についても同様のことを行った。


ウクライナの主権を手放した彼は、来週、自身の70歳の誕生日を前に、ロシア議会の両院に併合条約を提出し、演説を行う予定である。そうすれば、ロシアの憲法に明記することができる。

この時点でロシアは実存国家の新しい局面に入り、「非合法の国境を持つ国家」になると、亡命政治評論家のエカテリーナ・シュルマン氏は言う。他の国家や国際組織から認められていないだけでなく、中央集権的な行政を持たない国家、地域が含まれるようになる、と彼女は主張する。

ウクライナの反応

ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア併合の動きに反撃し、NATOへの加盟を加速させることを求めている。

これは、ロシアとの対立を懸念し、30カ国からなる西欧諸国防衛同盟への加盟を停止すると発表した開戦時とは大きく異なるものである。しかし、彼はすべての加盟国を説得しなければならないことを知っており、トルコは説得に応じる可能性が低い。
彼はまた、併合は連邦政府の望むような結果をもたらさないことを明言している。「ウクライナは、ロシアが我々の国土のどこかを奪おうとする試みを我慢することはできないし、するつもりもない」。

今この瞬間の危険度の大きさ

ロシアの指導者が今何を考えているのか、誰も本当のところは知らないが、彼の反西欧的な見せかけの行動は新たな位相に達している。モスクワがウクライナの占領地域への攻撃をロシアそのものへの攻撃と見なしていることを西側諸国に理解させたいのは明らかだ。

しかし、戦場やそれ以外での攻撃範囲の拡大はどの程度なのだろうか。

プーチン大統領はすでに、ロシアの領土を守るために、核兵器を含むあらゆる手段を使うと脅している。"これはハッタリではない "と。そして彼の国防相は、ロシアはウクライナ以上に西欧諸国と戦っていると言う。

ウクライナの指導者は、核の脅威は「ロシアの役人や宣伝マンの常套句」だと断じた。ポール・ストロンスキー氏は、ロシアの「不安定化する見せかけ行動」は西欧諸国を抑止するためのものであり、西欧諸国はそれを押し返そうと決意しているように見えるという。

金曜日、連邦政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、最近の核の攻撃拡大に関する供述は無責任であると述べた。「我々は、すべての人に責任ある行動をとるよう求める。」と主張している。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!これからも頑張るのでよければジュース1本奢ってくれませんか?

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