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ふわふわになりたい

前座

みなさんどうもこんにちは。一条です。就活が終わって来週から教育実習に行くことになりました。今は来週からの実習に向けて資料作りに追われています。母校の中学校に戻る機会が訪れるなんて感慨深いです。めっちゃ資料の用意大変。しんどい。ま、とりあえず行く前にある程度終わらせて楽しむ余裕を持って中学校に戻れるように頑張りたいと思います。

就活は一人でやるものじゃない

就活が終わりました。IT系にいきたいなーとぼんやり書いてはいたものの、1月ごろから本格的に就活を始め先日ちゃんと終わらせることができました。最初は業界についてほとんど理解しないまま、熱意だけで面接に挑むところから始めました。一人でやっている時は本当に辛かったものの、エージェントさんがついてくださってからはだいぶ楽になりました。御祈りメールとか企業さんとの取次とか代わりにやってくれるのがすごくありがたかったです。面接でいわれたこととか企業理念とかを一つ一つ整理吸収しながら学びながら就活していた感じでしたね。求められる像と自分らしさを織り交ぜながら言葉を紡ぐ、伝えることがいかに難しいかを痛感しましたね。こんな難しいことは正直大学でも習っていないし、やっていくうちに慣れていくものだから数はある程度こなさないとダメなんだろうなと気づきました。でも一人でやってた時は危機感しかなかったし、御祈りメールが来るたび絶望してたし、そこまで余裕もなく気が回らなかった気もします。一番いいのは就活のエージェントなどの専門の方に協力を仰ぐことですが、とりあえず一人で抱え込んで苦しんでいても何も得られないので、誰かを頼ることも大切だなと思いました。

人間不信の出口

そんな就活の時に赤の他人にとても親切にしてもらったことが私の人間不信を少し解消したような気がします。もちろんまだまだ頼れる人はとても少ないけど。クラゲさんに「人を頼ることを覚えて」「甘えて」と言われつづけているのもあるのでしょうか。不安だし大丈夫かどうか本当のところはわからないけど、そこまで酷いことにはならないしなる前に処理できるように頑張ってるから大丈夫みたいな根拠のない自信、余裕みたいなものが出てきた気がします。これは今までの私の人生の中ではすごく稀な感覚で、すごく不思議な気持ちなんです。安心できるような状況じゃないのもわかっているのに、今までなら絶対ストレスで潰れそうなところなのに、なぜか頭がすっきりしていてそこまで悲観することなくストンと現状を俯瞰できている。自分一人じゃできない問題が発生した時、身内の顔が浮かんで「頼りたい」って言ってみようかなって素直に思えた。今までこの21年間、そんなふうに他人を頼ってもいいなんて許される場所に私はいなかったはずなのに。どうして今そんな気持ちになっているのかは全然わからないけれど、今絶望せずに日々を過ごせているのがすごく嬉しい。

優しさに包まれて

義務教育、高校時代合わせたざっくばらんなクラスの中にも、家庭の中にも居場所がなくて、浮いてる存在だった私。インターネットに逃げて、顔も知らない心優しい大人が作ってくれた箱庭だけが私の居場所だった気がします。今でもその箱庭で出会った人たちが私の人生の軸になってるところあるし。リアルで居場所がないの、本当はすごく寂しかったし辛かった。でも寂しいし辛いって言ってしまうと本当に自分が惨めな存在な気がして、見ないふりをしつづけてきていました。でも昨日、同じゼミの子が私を見つけて声をかけてくれて、手を振ってくれたんです。それだけのことなんだけど、私はちょっと泣きそうになるくらい嬉しかった。仲間として受け入れられてる、一員になれてる、その実感がすごく嬉しくて。私はこの実感がもらえる機会なんて真面目に一生来ないだろうなと思っていたから。でも少なくとも今私の周りには優しい人がたくさんいて、私の未来はなんとなくうまく行きそうな気がしている。あったかい春風に吹かれているようなそんな気持ちです。

基本的に私はすごくいつも余裕がなくて、ギリギリの精神状態を誰にも打ち明けることなく一人で潰れてることが多いんですよね。元彼がいてくれた時は多分彼に依存してたところもあったと思うし、精神的にだいぶ支えてもらってました。今は周りに助けられて生きています。このまま余裕のある人になりたいなぁ。カリカリするんじゃなくて、ふわふわになりたい。イライラせかせかじゃなくて、のんびりふわふわしていけるようになりたい。精神的な余裕、根拠のない自信、周りを信じること。どれもとても大切。ぜんぜんできないけどね。ちょっとづつ前に進んでいけたらな。

学校に戻る

私は学校に希望を持っていないタイプの子供だったので、当時も学校の中でどうやったら楽しく遊べるかをやりたい放題していました。ちゃんとした居場所はなかったけど、学校での学びは自分を守ってくれる武器になってくれたから。勉強をしている時は放っておいてもらえたし、良い点とったら褒めてもらえた。仲間と一緒に何かをするのは面倒くさかったけど、自分一人分の仕事さえこなせばあとは寝ててもよかったので楽でいいなと思っていました。マジで教育実習にいくのにふさわしい人間ではない。でもそんな人間不信の私だからこそ与えられる視点や考え方はあるんじゃないかと思います。最近やっと「仲間と一緒ってうれしいんだな」と感じ始めた私だからこそ、何か伝えられることがあるといいな。学校のシステム自体には希望持ってなかったけど、授業とか給食とか好きだったところはあったし。めちゃ仲良くしなくてもいいけど、一緒に何かをする時に不都合のないくらいの関係性作れるようになるのってかなり今後の人生では大事だから。内心と建前を使い分けながらうまくやるもの大事だしね。なんかそういう独自の視点で、学校の子供達の様子をみて向き合っていきたいなと思います。授業ちゃんとできるかな。先生たちとうまくやれるかな。不安もあるけどワクワクしています。とりあえず、6年ぶりに食べる給食が楽しみで仕方ありません。おかわり、したいな。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!これからも頑張るのでよかったらジュース1本奢ってください!

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