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次回作について

暴力です。こんばんわ。

↑はVRおじさんを描いた後にぼんやり考えていた時の次作のラフです。

インタビューを受けました。

先日、『#2020年代の未来予想図』投稿コンテストで、buzzfeed賞を頂き、その副賞としてインタビューをして頂きました。

「なぜこういう話を作ろうと思ったのか」の根本の部分について、深く話せたかなと思っています。丁寧にまとめていただきました。ありがとうございます。

記事に乗りきらなかったところでは、

・ナオキが女性に抱いている感情は完全なファンタジー。一方で、ホナミの女性遍歴はかなりのもの。ホナミの話を描きすぎるとナオキの話がぼやけてしまうので、ホナミの人柄の描写はあえて外した。

・ナオキはVR機器に投資する一方で貯金は全然ない、自分を底辺と位置づけながら、堅実な生き方を模索する方法が分かっていないところにも悲しさがある。

・話を考えた2018年代は、VRはまだまだアーリーアダプターの遊びなので、それが一旦落ち着いつく三年後以降にナオキのような人が参入してくるのではと想定していた。ちょうど最近VRchatで風景や雰囲気重視のワールドが増えて来ているようで、驚いている。

・「ナオキが年齢より老けてみえる」というコメントが多かったが、老け顔の独身男性が実際にいたとして、その人に感じる印象がそのままキャラに対する感情に反映されるようにした。

みたいなことも話しました。

それで、


>――今後、描いてみたい作品は。

>VRを使った話をもう一度やりたいですね。今度はできれば、女性を主人公にしたい。

これなんですけど、一旦その予定はない、ということをお伝えしたく…

私の漫画は、そんなに作画コストの高いタイプの漫画ではないですが、
それでも日常の仕事の合間にやるには十分に予定を割く必要があり、VRおじさんの製作依頼を受けた時には、趣味として漫画を作るのはもう控えていたんですね。

同人界隈に詳しい方なら伝わると思いますが、オリジナルの同人誌で赤字を出さずに済むのは極めて難しいことです。(実際私は黒字を出したことがない!)電書はコストゼロとか言いますがそれは印刷費の話で。独居リーマンの身では、制作の間の諸費用は自身で稼ぐ必要があります。漫画描いてると長期的には生活が成り立たなくなっていくので、連載を自主制作で制作し続けるのは私の現状では難しいかな~と言わざるをえない感じです…ハイ。

VRおじさんがそうであったように、依頼としてであれば動きようはあるのですが。今回の受賞はインタビューのみで、連載権が含まれていないので、(テキスト部門にはあったんですが、漫画部門にはなかったんです…)この受賞によって影で何かが動いてるとか本当になにもないです。

ご依頼があれば制作のためのスケジュール調整をします、ご依頼がなければ制作の予定はありません。というシンプルな話として捉えていただければ。

そういったわけで


『VRおばさん怒りのメガトンパンチ(仮)』を個人として制作する可能性は現状不透明です。ということを言いたい記事でした。

note運営様からは、以下のコンテストを紹介して頂いたのですが、

この時、VRおじさんの話は完結していて続きを描くつもりはなかったのと、VRおばさんはまだ自分で確信が持てるほど輪郭ができてなかったし、ラフとか描く余裕もなかったので見送りました。VRおばさんのプロットがガチッとハマったのは4月に入ってからだったので、色々とタイミング外した感はあります。なんという間の悪さ…まあ仕方がないですね…。

twitterやnoteの扱いもふわっとしてて、現状のところ「マスク買えない報告」みたいな感じになってしまいますが、そういうもの、ぐらいに思っていただければ。

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