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自立心を育てるコミュニケーション

子ども達が幼少期の頃から、
話し方、聴き方は特に注意して意識的に行ってきました。

『子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方』
(アデル フェイバ、エレイン マズリッシュ著)
という本に出会ったことがきっかけです。
息子が5歳、娘が3歳くらいの時に出会いました。

より良い対応の仕方が4コマ漫画で超具体的に示されていて
この本を読んでは実践(初めは真似から)を続けてきました。

本の具体的な内容のごく一部です。
・子どもの話を「そうなんだね」と最後まで聴いて受けとめる
・「そのおもちゃは特別に大事だったんだね」
 「それは残念だったね」「それは嬉しいね」など、
 感情や本心の言葉に言い換えてあげる
・例えば、「こんな方法があるよ」と
 問題を乗り越える方法があることを伝えて、
 本人が考えて選択したり解決できるように見守る
・2つを提示して、どちらかを選択してもらう

時と場に応じて色々な対応を使い分けていきます。
まだまだたくさんの聴き方、話し方が紹介されていて
奥が深くて智慧いっぱいの本でした。

私がこれを子ども達に続けてきて良かったなあと思うことがありました。
・親子間の波動戦争が少なめで、多くの楽しい時間を過ごせた
・子ども達が20歳を過ぎた今も「ねえ、聞いて聞いて」と言って、
 人間関係や進路の話、心の話をしてくれる
・自分に起こった問題を自分で解決しようとする自立心が育ってきている
・粘り強く問題を解決しようとする力が育っている
・子ども達も聴く力と話す力、交渉力が身に付いてきている

問題解決の力と自立心は、
特に高校や大学の受験勉強を支えていたと感じています。

同じ著者で、
『憎しみの残らないきょうだいケンカの対処法』があります。
こちらの本も4コマ漫画などの例がたくさん載っていて、
兄弟の子育てにとっても役立ちました。

今日のお話は以上です。

最後に、4コマ漫画のページ画像です。
1枚目はよくやってしまいがちな例、
2枚目は解決策の例です。

『子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方』漫画の1例①
『子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方』漫画の1例②

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