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宗教というバックボーン

最近の流行りの言い方でいうと私は宗教2世です。
が、正確には4世にあたります。笑
家系は、ひおばあちゃんから始めていたので、宗教用語でいうと、かなり伝統的に豪信な宗教信者でした。
始めに誤解がないように伝えておくと、信仰していたのは旧統一協会ではなく、創価学会です。
単なる悪口を書くような事ではないのですが、なかなかこうして、色々な数多くの人に発信できる機会がなかったので、この場を借りて同じように考えている方や悩みをかかえている方に見てもらい、色々と感じてもらえれば幸いだと思い私の思いを書くことにしました。
私が創価学会に入会したのは、生まれた時です←早っ!笑笑
というのも、他の宗教はどのようなシステムかはわかりませんが、創価学会は親が入会していればその子どもも入会するというのが、当たり前になっています。
しかし、例えば妻方が入会していても夫は入会していない方も稀にいますが、ほとんどやらされ感覚で入会させられます。
父親もそうでした。
物心ついた時から、学会活動は始まり、まずはブロック長の家に皆で集まり、会合というものに参加します(週1開催)
皆で聖書ならぬ、5mmほどの薄い教科書が毎月配布され、それを読み合わせしたり、勉強し精神を高め合うという感じです。
仏教なので、仏様、仏壇に対してお経も唱えます。
南妙法、南妙法、南妙法、、、と何千回、何万回?正座なので、足の感覚がなくなり痺れるほど、唱えまくります。笑
今思い出しただけでも辛い修行みたいだったなと感じます。
一番辛いのは、文章のようなお経が覚えられなく、途中から口パクになり、俺なにやってんだ?と冷静に考えると悲しくなってくることです。笑笑
こうして幼稚園〜高校生までは親に連れられ、やらされていた感覚でしたが、19歳から社会人になり自らの意思で1人で会合に出席したり、創価学会は公明党と一体なので、選挙活動として友達や知り合い、通っている美容院のスタッフにも投票をお願いしたり、最後は選挙応援として公明党議員の運転手もやったりと完全に公明党の一員としても活動をするくらいになっていました。
その時ちょうど付き合っていた彼女にも入会をさせましたが、やはり無理矢理感があり宗教に対してのケンカも多く、しかも彼女の家系はキリスト教という完全にミスマッチな状況でもありました。
しかしその時後押ししてくれていた創価学会員の聖教新聞社で働いている先輩が、サポートしてくれていたのですが、私のことを思ってくれたことではあるかと思いますが、学会活動をたくさんしていれば彼女との関係もよくなると言い、それから活動が活発になった反面、やはり学会活動に時間を費やす私に嫌気がさしその他にも色々と原因はありましたが、彼女と別れることになってしまいました。
それを機に創価学会という存在は本当に自分に必要なものなのか、無くてもいいんではないか、でも創価学会というバックボーンがあったからこそ今の自分があるのではないとか、究極な葛藤がありなかなか脱会する決意ができずにいました。
そして1年くらいの月日が経ち、活動しない生活にも慣れてきて創価学会というバックボーンがなくても大丈夫だなという決意に至り、脱会することができました。
今思えば、学生時代の学会活動は友達との遊ぶ事も犠牲にしたり、社会人になっても仕事終わりや休みは学会活動に専念したりと無駄な時間を過ごしてしまった後悔はとてもあります。
恐らく、最後なかなか脱会を決意できなかったのは、両親や親戚を裏切ることになる、もしくは自分だけ仲間外れになるといった恐怖心があったのだと思います。
創価学会の考え方や方針をシンプルにいうと、人を幸せにすれば自分も幸せになる、人に辛い思いをさせるとそれが返ってきて不幸になる。
一番卑怯な言い方をされたのは、もし脱会した時は自分ではなく回りの人や近くにいる人が不幸になったりバチがあたったりするとも言われことがありました。
そういった恐怖心は本当に最後までありました。
今は創価学会をやめて約10年経ちますが、後悔は全くしておらず、むしろ辞めたからこそ自分の力で幸せを掴みにいくんだという強い気持ちにもなれましたし、創価学会から無理矢理の勧誘される人の気持ちもわかり、当たり前ですが客観的に宗教という存在に対して考えることができるようになりました。
結論をいうと宗教というバックボーンはあってもいいし、なくても困らない、宗教を信じる人はそれはそれで良い思うし、信じなくても別にいい、否定も肯定もしない無の存在として今は考えることができました。
もし今後、創価学会が旧統一協会のような問題を起こす宗教になってしまった際はは私も一丸となって、反発する気持ちはありますので、その際はどなたかお声をおかけください。
最後に、今宗教に対して悩んでいる方がいれば相談に乗りますので、お気軽にコメントいただければと思います。

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