見出し画像

冷やそうめん(スイスワインとマリアージュ#5)

夏といえば「冷やそうめん!」
ということで、今回は冷やそうめんにスイスワインを合わせてみました。
果たして冷やそうめんとスイスワインは合うのか?
乞うご期待~

冷やそうめん

素麺とナヌミ2

地元を愛してやまないヘルベティカ森本が食べるそうめんはもちろん兵庫県産「揖保乃糸」(たまに同じ関西地方の「三輪そうめん」も食べますが)。
揖保乃糸を伊吹いりこ*1 でひいた出汁をベースにした麺つゆでいただくのが最高です。
そばつゆは味が濃いすぎてそうめんの優しさを消してしまうので、ぜひ手作りしてみてくださいね。
薬味は青ネギ*2 とおろし生姜、細切りした薄揚げ*3 が基本。これに大葉、みょうが、カイワレ、たまにささみを加えることもあります。
ハムや薄焼き卵を入れる方もいらっしゃるようですが、冷やし中華みたいになるのでぼくはきらいです。

​*1 煮干しのことで、瀬戸内海伊吹島のものは最高(とぼくは思っています)
*2 今では関東でも「やっこねぎ」「万能ねぎ」として売られていますが、ぼくが東京に転勤した25年ほど前にはスーパーなどでは見かけませんでした。
*3 関東では単に「油揚げ」と呼ばれているようですが、関西では「薄揚げ」と呼びます。
お稲荷さん(稲荷寿司)のおあげさん(あげ)の形も関西は三角、関東は四角ですね。

ワイン

素麺とナヌミ1

これまではひねったワインを合わせてきましたが、今回は素直に白ワインに合わせました。
合わせたのはソーヴィニヨン・ブラン100%の「ヴィニグマ・ナヌミ」です。
フランスやニュージーランドの典型的なソーヴィニヨン・ブランとは一線を画す「ワインの魔術師ヴァレンティン・シース」らしい華やかなワイン。

「ヴィニグマ・ナヌミ」のお求めはこちら

果たして結果は?

まずは薬味を何も入れず、つるつる〜っととそうめんをすすり、ワインを一口。

ふーん、普通

次に薬味を入れて、つるつる〜、ごくん。

これまた普通・・・

ちーん・・・
これまで連戦連勝の「スイスワインとマリアージュ」、負けはしなかったものの、勝ちにはなりませんでした。残念!

でもね、よくよく考えてみると、いりこでひいた出汁とか、ねぎやしょうがといった「ザ・日本の味」と合わせて、生臭さが強くなったり、ワインが水みたいな味わいになったりしなかったってことは・・・
冷やそうめんとスイスワインは合うのです!
自然につるつるつる~と食べれたので合格点です。
この点は強調しときまーす。

次は思い切って赤ワインに合わせてみようかな〜
どこまでも飽くなき探求心に燃えるヘルベティカ森本に今後も注目していてくださいね~

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
www.vinumhelvetica.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?