ポケカを始めて5か月でシティリーグ優勝した話

皆さん初めましてくろずと名乗っているものです。
先日バトロコ柏店で開催されたシティリーグアディショナルシーズン2で優勝することができました。
タイトルにもありますが、自分はポケカを始めてから現在5か月程度ですが、幸運なことに優勝という経験をさせていただきました。今回はその記録と感想、さらには使用デッキレシピと採用理由、考えていたことをnoteに残してみようかと思います。もしよければ見ていってください。

5か月間でやったこと

ざっくりと5か月何をしていたかということを書いていこうと思います。

①YouTubeを見る
5か月のうち4か月くらいはカードを集めながらYouTubeの動画などを見て、使いたいデッキを探していました。
実際に自分がプレイしていたということはあまりなく、ほとんどYouTubeの対戦動画を見るに終始することが多かったです。よく見ていたのはだんのうらさん、とーしんさん、Tier4チャンネルさん、ポケ神チャンネルさん、常勝の哲学チャンネルさんあたりです。
環境考察の話だったり、デッキの強みや弱点の解説、対戦動画等々基本的に上がったものは全て見ていました。開封動画も自分は結構好きなので見ていましたが、これは多分見ても強くはなりません(笑)

②デッキレシピを考える
当たり前ですが大会に出るためのデッキを考える必要があります。ただ、考えていた11月頃はCレギュの間は大会でなさそうと思い、Dレギュで使えそうなデッキばかりを考えていました。レシピを考える際もYoutubeに上がっているものを参考にしながらでした。

③一人回しをする
②のためでもあるのですが、この時間はかなり多くとっていた気がします。
一人回しの方法は2種類使っていて、1つはhttps://funamushi.net/pokeca_hitorimawashi/
というツールを利用して一人でデッキを回すということもやっていました。ミュウやムゲンダイナあたりを適当に相手として対戦していました。12月下旬頃に海外のメロエッタを用いた後1で210点を出す型が出てからはミュウが圧倒的Tier1と想定してひたすら対戦した覚えがあります。
もう1つは
https://youtu.be/MWEu7Xobtmk
こちらの動画の中で紹介されている初動の部分の練習というところをよくやりました。初動がうまく決まらない確率が高いデッキはいわゆる事故が多いものに分類されると思っており、そうならないように構築する必要があるためこの試行回数は特にレシピをいじった直後に多く行いました。また初動だけだとつまらないので時々初動の後、続きを相手がそこそこの理想ムーブとして行うということもしていました。こちらがどれだけ強い動きをしても相手が超理想ムーブをすることが可能なのでかなりつらい戦いを強いられます(笑)相手がいないのに負けるのは癪なので超理想ムーブをしたらこの札引かないと負けだけど…として行って引けなかった場合は相手が超理想ムーブをできなかったなどと想定を変えて勝って終わらせることもしていました(笑)

④対戦をする
1人で回しているだけではさみしいので人と対戦をします。人と対戦すると超理想ムーブをしてくる架空の敵が相当強かったことを知りました(当たり前)。人とやると事故が起きたり、あるいは予想外の一手が飛んでくるので1人だけでは分からないこともたくさんありました。相手を事故らせるのもポケカにおいては重要な戦術であるものの、架空の相手と行う一人回しでは基本的に解決されてしまうので人とやる経験は大事になります。
友人と対戦するだけではなく、2回ほどジムバトルにも出場しました。実際の大会のマナー的な部分も知っておく必要があるのでジムバトルに1回くらいは出ておいた方がいいなと思いました。

シティリーグ本番の記録と感想

本番の結果はこのような形でした。

予選
1回戦マルヤクデ 先 勝6-0
2回戦ザシアンザマゼンタ 先 勝6-0
3回戦いちげきブラッキー 先 勝6-5
4回戦ブースター 先 勝4-0投了
5回戦三神バレット 先 勝6-0
決勝トナメ
1回戦はくばスイクン 後 勝4-0投了
2回戦雪道ゲンガー 先 勝6-3
決勝三神バレット 後 勝6-4

決勝の相手の方は予選の最後に当たった方と同じ人で、予選終わりに本戦で会いましょう!的なことを言ったら本当に決勝で再戦になるという何ともドラマチックな展開でした。
ざっくりと総括すると予選の多くは相手が事故っていてこちらが回っているという展開で、サイドもほぼ取られないゲーム展開が多かったです。これは半分くらいは運が良かったというのもありますが、もう半分はこちらのデッキスタイルとしてそもそも勝ちパターンが相手の事故を誘発するというものだからという点もあったように思います。
あとミュウに1度も当たらなかったのも幸運だったなと思います。やはりデッキパワーとしては圧倒的に高いデッキなので出来たら当たりたくないと思っていたのですり抜けたのは半分奇跡です。使用者が少なかったわけではないと思いますが…

軽く1試合ごとに振り返っていきたいと思います。

予選1回戦 マルヤクデ 先攻 6-0
マルヤクデスリーブを使う炎タイプデッキ使いの方。相手は初動ワタシラガスタートで事故気味なのを見てすかさず雪道。相手はカマドを引けず手札のクロバットが腐っていた様子。クラハンの遅延に加え、キョダイヒャッカ2回の240(3エネからのクラハンでもう一度3エネ)を受けたところでモミが刺さって勝ち。相手の初動の遅れをしっかりと咎められました。
予選2回戦 ザシアンザマゼンタ 先攻 6-0
なんと2回連続相手が初動ワタシラガスタート。しかし今度は相手が初動うねりを貼って雪道を妨害。ザシアンとザマゼンタを両展開するもクラッシュハンマーでエネルギーを割って相手に攻めさせないようにし、ドータクンをたてようとしたところのドーミラーもダイジンライできぜつ。3ターン目くらいにベンチバリアミュウが出るもボスの指令でしっかり倒し、あとはクイックシューターを早めにデデンネGXに置いたことでクイックシューター*3+ダイジンライの100で倒すプランをとれて勝利。序盤にクラハン表出てよかったです。
予選3回戦 一撃ウーラオスブラッキー 先攻 6-5
相手は弱点を突いてくるウーラオス。初動は相手がブラッキースタート。こちらとしてはヘルガーを立てさせないようにしながらクラハンを混ぜてエネルギーを少しでも遅らせてダイジンライのダメージを稼ぐプラン。序盤にデルビルを1体倒し相手のヘルガーが1体の状況を作って前のサンダースVMAXが倒されるもその間にライコウVを育ててウーラオスをきぜつ。序盤から削っておいたブラッキーをVMAXにされるも雪道を貼っておいたのでボスの効果は発動せず。最後は相手がボスの指令orあくの塔ブラッキーVMAXで勝ち、なければ負けの盤面を作り引かれなかったのでライコウVを落とされるにとどまり勝ち。要求を下げるためにサンダースを早めにVMAXにしていたが負け筋になっていたので我慢が必要でした。
予選4回戦 ブースターVMAX 先攻 4-0投了
この日初めてじゃんけんに負けるも相手が後攻を選択。初動はお互い普通に展開するも、先攻2ターン目で燃えるいぶきでつけたエネをクラッシュハンマーで破壊。相手はそこから溶接工等につながらずテンポが遅れている間にダイジンライで前後のブースターを削りサイドを獲得。博士の研究を打たなくてもある程度動ける盤面が作れていたのでマリィを打てたのも刺さっていた様子でした。相手はブースターVMAXになれず4-0で相手の投了。
予選5回戦 三神バレット 先攻 6-0
相手はスイクンスタート。それを見て先攻から雪道を展開すると後1何もできずターンエンド、次のターンタッグコールでグズハラから雪道を割られるも再度張り直し、そのまま相手が無理やりオルターを打つもそこからつながらず押し切って勝ち。予選5連勝!(なおオポの結果2位)

決勝1回戦 白馬スイクン 後攻 4-0投了
この大会初めての後攻でかなり緊張したが相手が少し事故り気味で、相手は白馬を立てたそうにしていたがうまくそこにつながらずスイクンとメッソンラインを2枚落としたところで投了。雪道でしゅんそくも潰して勝ち切ったという感じ。相手もサンダースだけは当たりたくなかったと…白馬スイクンは白馬でごり押しされたなければ相性はいいなと感じました。
決勝2回戦 雪道ゲンガー 先攻 6-3
雪道ゲンガーだったのであくの塔はあまり入っていなかった様子?こちらが先に雪道を貼って裏のデルビルから落としていくという対いちげきデッキ用のプランがしっかり刺さり、クラハンも交えて相手にうまく動きをとらせずサンダースVMAXが1体落とされた返しでサイドをとりきって勝ち。
決勝最後 三神バレット 後攻 6-4
予選の最終戦の人と再戦。相手に先攻をとられ先ほどよりもしっかり回って三神スタートから先2オルターを決められるも、ナツメハチクで持ってきたマーシャードを見てすかさず雪道マリィ。ナツメハチクの追加効果でエネルギーを3枚ほど相手が切っており、オルターの後がつながらず相手の攻撃できないターンが続きます。一方こちらもエレメンタルバッジが2枚ともサイド落ちしており、相手のうねりの扇でエネを返されるなどターンを稼がれたので必死でクラハンを打ち耐久を狙うも4枚うって表1。毎ターンエネ引かれたら負ける…!という重圧があったものの先にこちらが始動できました。相手はベンチを絞って戦ってきたが次のダイジンライでガラルファイヤーと三神が同時に落ちてそのまま負けるというターンでフーパVをベンチに。そこにボスを当てて三神を落としつつさらに相手の要求を上げて残りフーパに20のせれば勝ち盤面で延長に。相手はサイドを6枚とりきるしかありませんでしたが、かなわずサンダースVMAXをガラルサンダーで落としてサイド4獲得。最後はサンダースVのサンダーアローをベンチに飛ばして勝利!優勝!サイド事故はあったものの雪道マリィで形勢逆転となった試合展開。大会を通じて雪道の影響は大きいなと思った大会でした。

デッキレシピ

画像1

レシピはこちら。特徴としてはクラッシュハンマーの採用とライコウVのピン刺し、あとはキバナの採用とかですかね。サクッとレシピについて解説します。

サンダースV-VMAX 4-3
言わずもがなこのデッキのキー。VMAX4枚は高いし使うことはほぼないので3枚で十分です。ダイジンライをいかに早く打てるかがカギなのでサンダースVは4投必須という結論になりました。後攻メッソンからのどんどんよぶ終わりはあまり強くない…

メッソン-ジメレオン-インテレオン 4-4-クイック2うらこう1
このデッキのエンジンカード。インテレオンについてはダイジンライの技条件としてダメカンが乗っているベンチポケモンという条件があり、それを満たすためにクイックシューターの方が重要性が高いと判断し2枚。うらこうさくは1枚で回収ネットを混ぜれば必要なカードは十分持ってこれます。

ライコウV 1
サブアタッカーとしての採用。もとは2枚にもしていたのですが、デッキコンセプト的にはこいつが殴るよりサンダースが殴った方が強いこと、逃げエネ1かつ回収ネット非対応で縛られるパターンがあること、サンダース相手はベンチを絞ってくる人も多くライコウの打点が出にくいことなどからあまり強みを見いだせないものの3-2-3の押し付けやザマゼンタの突破など全く無用というわけでもなかったのでピン刺し。ミラーを自引きしたので使いたかっただけという説もある。

ガラルジグザグマ 1
ダイジンライの条件を満たすためのダメカン乗せ要因。クイックシューターまではどうしても3ターンかかるためこいつが必要。サイド落ちケアも考えて2枚入れる人も多く、自分も入れたかったのですが枠の都合上削れると判断し1枚に。2枚とも手札にくると邪魔にはなります。

クイックボール-レベルボール-しんかのおこう 4-3-3
ボール系はこの枚数。理想はもちろん4-4-4だが結果的にこの枚数に。しんかのおこうは試合が長引くと足りないなと思うこともあるが、試合が長引いている展開は相手が止まっている展開なので博士やスピード雷エネルギーなどのドローで持ってこようという考え。

エレメンタルバッジ 2
サンダースVMAXが強い理由の一つ。これで1エネでベンチ込み200点を出せるので事故率の低下やテンポの獲得に一役買ってくれます。3枚採用の型も見ますが最近はスクラッパーよりジャマーをよく見ることやそもそもサンダースVMAXが3体戦いの場にいることは少ないことから2枚で十分と判断。2枚ともサイドに行くなんてこと、まさかないよなあ!?

回収ネット 2
サンダースVMAXが逃げエネ0なのを利用して入れ替え札をごっそり削っているので、メッソンラインやガラルジグザグマが前で縛られるパターンはそれなりにあるのですが、そこを回避するカード。メッソンラインもガラルジグザグマも使い回し得なカードなので相性も〇。序盤で1回と後半で1回のイメージで使っている。2以上は必須。3でもいいかと思ったがガラルジグザグマを削るなどしているので2枚にとどめた。

エネルギー転送・あなぬけのヒモ・リセットスタンプ 1-1-1
ピン刺しグッズをまとめて。エネルギー転送はうらこうさくからエネに触れる貴重な手段。エネ枚数は割と絞っているのでこいつがサイドにいると困ることも多いが、2枚積むスペースはどうやってもないのでこの枚数。あなぬけは一応の入れ替え札。眠りとかくろいまなざしとかの対策になる。前のポケモンが後ろに下がってもダイジンライが届くのでいれかえではなくあなぬけにしておいた。リセスタはグッズで相手手札に干渉できる唯一無二の性能。雪道スタンプも狙えるので本当に強い。

クラッシュハンマー 4
このデッキの切り札ともいえる存在。サンダースVMAXは耐久が低いにも関わらず与える最大ダメージは100点なので相手に少し止まってもらうターンがないとかなりきつい展開になるため相手の足止めとして採用。また、ミュウデッキも最近はエネルギーを削っており、ポケモンを倒す&クラハンで割るを混ぜることでターンをもらえる可能性も上がると考え腐る相手の少なさから採用を決定。採用枚数については運が絡むカードであるがゆえに4か0かと考えていました。デッキの安定感を損なうため当日の朝3時くらいまで悩んでいましたが、信じて採用しました。必要デッキパーツがそこまで多くないデッキであるがゆえ、積むことが可能なら積んでいいという結論になりました。

頂への雪道 3
意外とこのデッキのキーになるカード。余裕があったらうらこうさくで持ってくるレベル。刺さる相手が多く、特性は基本は使わないという相手でもクロバットVやワタシラガV、CではデデンネGX、FならネオラントVなどに刺さるので基本的には貼り得です。こちらはライコウVのしゅんそく以外は全く影響を受けないようにもなっています。マリィやスタンプと絡められればさらに相手を足止めできます。マーシャドーを考えて4枚採用も検討しましたが枠の都合とだぶつくと困ることを考えて3枚にしました。

博士の研究・マリィ・ボスの指令 3-2-2
汎用サポートはこの枚数。このデッキではうらこうさくがあるものの、エネルギーに触れないことがあることやクラッシュハンマーという手札枚数がシンプルに減るカードが入っており、博士は多めに採用しました。この辺で事故率を下げようという算段です。ボスは2枚で概ね足りました。

モミ・キバナ 1-1
モミは中打点系のデッキを相手する際に1ターンもらえるカード。相手のサイドレースの計算を壊すことができるので使えれば非常に強力。ただし、最近は打点も上がっており、ミュウ相手などワンパンされることもしばしばあるので複数枚採用は見送りました。キバナについては最近ツールジャマーを貼られる展開が多く、1エネ起動ができないパターンがあることや、ライコウを即起動して奇襲して相手の前を落とすことができるパターンがあるのでピン刺しで採用しました。今大会では特に出番はなかったですが、たまに役立つと思っています。

スピード雷・基本雷エネルギー 4-3
基本的にエネルギーは少なくて大丈夫なデッキです。スピード雷はドローソースにもなるため4投必須。基本雷も4枚にするか迷いましたが、3枚で困る場面があまり多くなかったため削りました。キバナを考えると増やしたいところですが、基本的に盤面に必要なエネルギーの量が非常に少ないので少なめの枚数にするのがベターだと思います。

対戦で考えていたこと

このデッキの大まかな戦い方のプランみたいなものを解説できればと思います。このデッキはサンダースVMAXによるベンチ狙撃、雪道による相手のデッキの機能停止、クラッシュハンマーによるエネ破壊を使った遅延を組み合わせて相手を強制的に事故状態に押し込んでいくデッキだと考えています。いわゆる害悪デッキと言われる部類だと思います。

もう少し詳しく説明すると、基本的に現環境のデッキは
①非エクをエンジンとしてアタッカーポケモンを育てて殴る型(代表例:白馬スイクン、いちげき系統)

②ポケモン(特にV・VMAX)の特性を使ってデッキを回す型(代表例:ミュウVMAX、ムゲンダイナ、こくば)
に分けられると思っています。三神は微妙なところですが基本的には②だと思っています。

そして、サンダースVMAXはこの①を自らの技で潰し、②を雪道で潰して相手のデッキを機能させないというのがポイントになります。特に①については、初動で相手のエンジンを潰して出遅れさせることは大きなアドバンテージとなります。②の方は雪道で勝つとはいえ、相手もさすがに対策をしてきています。そこでカギになるのがクラッシュハンマーです。雪道を割るところにリソースを割かせ、そこにエネ破壊を交えることで相手のリソースを限界まで使わせて無理をさせていくことでどこかで行き詰るという戦い方です。

サンダースVMAXで気を付けなければいけないことはサンダースVMAXの打点の低さです。最大でも100ダメージなので、三神はしっかり3パンになるしVMAXに至っては3パンにクイックシューターを混ぜる必要があります。にも関わらずサンダース自身は耐久が300とVMAXでも最低クラスであり、打たれ弱い部類です。なので、相手が何もできないターンというものを何とか生成する必要があります。
一方でサンダースVMAXのメリットとして回っている状態になるパーツの要素がかなり少ないというのが特徴です。スタジアムと組み合わせる必要もなければエネはグッズ+1枚で稼働できるという点でコスパが良く、逃げエネも軽いポケモンが多いため縛られずに動くことができるなどこちらの要求は低いことが多いです。(打点を伸ばす方法もほぼないためできることが少ないとも言えますが…)
ゆえにリソースを相手の妨害に割く余裕が他のデッキに比べて多いと考えています。そのリソースを使って相手を止め、その隙に裏にいるエンジンポケモンやアタッカーにしたいポケモン(=倒されたくないポケモン)を倒し、さらに要求を重くするというのが概ねの戦い方になります。なので6-5の接戦をものにするというよりは6-0や6-3(最後にサンダースVMAXが1回だけ倒される)という勝ち方になることが多いなあという印象です。

環境デッキとのざっくりの戦い方

先ほどの①と②に分類して考えれば特にそこから細かい部分は変わらないのですが、相性的な観点も加えて具体的に説明します。

ミュウVMAX
言わずもがな環境トップ。デッキパワーが狂っています。このデッキだけ遊戯王みたいな動きしとるもん。きっつい。もちろんきついですが、一応戦い方としては雪道で少しでも動きを止めることが軸になります。残念ながら割られた瞬間に加速度的にデッキが回ってしまい、1度回るとほぼ盤面が完成するという形になることに加え、今はマーシャドーがいるのであまりにもあっさり割られてしまいますが、それでも貼りに行くことは大事です。加えてエネルギーをかなり絞る傾向にあるのでクラッシュハンマーの表はかなり刺さってくれます。何とかターンを稼ぎゲノセクトVを3枚落とすのが基本のプランになります。勝率はどうなんでしょうね、5分行かないくらいかと思いますが、5分付近なだけましだと思っています。それくらいデッキパワーがやばいです。

ゲンガーVMAX
上記のミュウのメタとしてよく使われるデッキです。このデッキは①に分類されるデッキなので有利寄りだと思っています。元々事故率が高めのデッキであり、ヘルガーを積極的に落としていくことでエネ加速を咎め、そこにクラッシュハンマーを混ぜれば相手の殴るスピードは相当落ちるのでそのまま押し切れることが多いです。割るエネルギーの優先度はハイド悪→いちげき→基本エネみたいにイメージしています。ドローソースがクロバット・デデンネあたりなことも多いので雪道もちゃんと刺さります。一回はサンダースVMAXが死ぬのは覚悟の上で2回キョダイマルノミを打たせないのがポイントになると思います。パニックフィアーはそもそもVポケモンは多くても場に2体とかなので大丈夫です。

白馬スイクン
ミュウの登場もあってか何となく勢いのないデッキですが十分パワーはあると思っています。こだわりベルトのおかげで次期環境もいけそう?とか思ったりしていますが果たして。ここも①でありながら、スイクンがダイジンライで200入るという点でかなり有利がとれます。もちろんデッキがばれていれば相手は出さないプランになりますが、知られていない場合最初にスイクンからスタートすることが多いので割と1体は出てきてくれます。①のデッキには基本的に有利がとれますね。

三神
元々Cレギュの大会には出る予定がなかったのもあって正直あまり意識の中にありませんでした。何なら大会で初めて対戦したかもしれない。意外と雪道が刺さるなというのが感想でした。オルタージェネシスで1ターンとアルティメットレイも180点とサンダースVMAXが2パンなのでサンダースVMAXを早めに立てれば2~3回殴れる計算になります。その隙に後続を潰して三神はおまけみたいな倒し方をする感覚でした。ただ、オルターからサンダースVMAX、後ろのメッソンラインで試合が終わるのでその点は恐怖だなと思います。きついかなと思いましたがそこまで不利でもないなという印象でした。

ムゲンダイナ
一応強いと思っているんですが環境では見かけない気もしますかね?一生対策カード出されててかわいそう…雪道で頑張ります。それ以上でもそれ以下でもありません。レパルダスとりひき型はむしろ餌という説があります。相手先攻でこちら雪道出せずor割られた場合はなかなか辛い展開になるかもしれませんが、ボス・クラハン・雪道あたりをフル活用して相手をしっかり足止めしていきましょう。

非エク
一番得意。ダイジンライで荒らせば概ね勝ちなはずです。ジュナイパーはクイックシューターインテレオンのたきのぼりを当てます。なんでベンチバリア帰ってきたの…

スピザシ
あまり想定敵としての対策をしていませんでした。ミュウやヤレユータンを処理つつ、ついでにザシアンを削るんだと思います。基本的に1-1-2-2プランで行けるかと思います。こういう相手にはモミを混ぜていきたいですね。

れんげきウーラオス
考えたくないです。しっぷうづきを2回打たれて負けます。相手が勝手に事故らないと負けです。死ぬ気でオクタンを落としてれんげきエネルギーを引かれないことを願いましょう。

ハピナス・パッチラゴン・イシヘンジンなどの耐久系デッキ
無理。例外的にインテレオンVMAXだけは弱点をつけることに加え、後ろにオクタンやうらこうさくがいるのでそこを落とせるという点で勝ち筋があります。こだわりベルトもあるしあまり流行らないことを願いましょう。

なんか最後の方は願ってばっかりでしたが、基本的にサンダースVMAXはいわゆる普通のデッキタイプに対しては対等か少し有利くらいに戦え、非エクに強く、耐久に弱いという感じです。

終わりに

たった5か月程度のプレイしかしていない人間がnoteに何を書くことがあるのかと思っていましたが、せっかくなので自分の記録がてら書くことにしたら思ってるより長くなってしまいました…
正直トーナメントに残れたらいいかなあと思っていたので、まさか優勝できるとは。なまじ勝ってしまったことでさらに沼にはまってしまいそうですが、シティリーグ優勝で浮かれていても仕方ないので、次のシティリーグシーズン5でもポイントを稼いでできることならCLでもいい結果を残せたらいいなと思っています。
次環境でもこのデッキを使うかは正直分かりませんが、今回のおかげでサンダースというポケモンごと好きになった気がして、少し嬉しいです。ありがとうサンダース。
それではまたnoteを書きたいと思える結果を残せるよう頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします。

宣伝:細々ながらYoutubeで配信等をしております。なんとポケカの動画は一切なくてメインコンテンツはスプラトゥーン2です。何かしらのタイミングでWebカメラを購入したらポケカの開封や対戦も挙げられたらなあーと思ってはいます。もしよければチャンネル登録などもよろしくお願いします。
リンクはこちら:https://www.youtube.com/channel/UCe_C0inEfQauepDTaZrwRig

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