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サマータイム

夏の思い出週期。

夫と子どもと、私の実家へ帰省。

夫は仕事のため先に帰ったけど、私はテレワークができるので有給を取りつつ子どもとのんびり滞在。せかせかせず過ごせたのが良かった。
実家でテレワークをさせてくれる心の広い上司に感謝。

前半は暑かったけど曇りの日も多くて、こっちより全然過ごしやすかった。
暑さはあるけど蒸し暑さはまだかなりマシ。やはり都会と違って風が通るから?排出ガスの量が違うから?
滞在期間ずっと暑いんだろうと覚悟していたからラッキーだった。

とはいえ暑い日もあり、多分1番暑かった日に、車で少し走ったところにある大きな公園へ行った。
地元では珍しい動物園要素のある公園で、アルパカやウサギ、サルなどがいる。
何より暑かったのであまりゆっくり動物を見ることはしなかったけど、涼しい休憩施設もいくつかあって快適だったし、車の心配のない場所を好きなように歩き、走り回れるだけで息子はかなり楽しそうだった。
息子が走り回るようになって、広くて大きな公園のありがたみに気づく……。

翌日は綺麗な砂浜と海水が有名な海水浴場へ行き、我々親は感動。息子氏は初めての波にびびり泣く。
砂浜で少し落ち着いて、特別感のある砂場遊びを少々たしなむ。
浜辺を手を引いて歩きながら、「夏の思い出♪手を繋いで♪歩いた海岸線♪」ケツメイシが頭に流れる。
小さな手を繋いで一緒に歩ける時間がどれだけあるんだろうと思うとすぐグッときてしまう。年取ったなぁ。

その次の日。もう何度か行っている地域の支援センターでたっぷり遊ぶ。都会とは地域センターの広さが違って、いくらでも走り回れる。しかも人がいない。
3種の滑り台、ままごとコーナー、車コーナー、ミニアスレチックなど、順々に楽しみ尽くす。

あとは牧場に行って初めて馬に乗った。私は小学生の時ぶりの乗馬。一歳半で乗馬をした子はなかなかいないんじゃないだろうか。赤ちゃんが乗っているときっと理解している馬は優しくて、美しかった。
最初は怖がっていたけど、馬に乗ってからは慣れたのか厩舎を自ら興味深そうに歩いていた。

約一年ぶりに地元のちょっと大きな水族館へも行った。
この前来た時はベビーカーに乗って、たまに水槽をじっと見ている程度だったので「きっとまだよくわからないんだろうな〜」と思っていたけど、もう今回は大ハッスル。

水槽を泳ぐ魚を見つけて「あ!あ!」と指を差し、一目散に向かっていく。大きい魚、小さい魚、どれも興味深そうに見つめる。その様子が面白くていじらしくて可愛かった。
ただ、すぐ走り出すので追いかけるのが大変だった。写真が全然撮れなかったなぁ。
一歳半でもうこんなに走り回っていたら、わんぱくなイメージのある4、5歳の時はどうなってしまうの…?

夫が先に離脱してからは、お盆に先駆けてお墓参り、おばあちゃんのお家の仏壇参り。地元のイオンで涼みながらおもちゃを買ってもらって、家からすぐ近くの線路近くで電車ウォッチングをし、実家では毎日楽しそうに遊んでいた。

電車の運転士さんて、手を振っている人がいると手を振ってくれたり警笛を鳴らしてくれるんですね。
貨物列車の運転士さんが手を振って鳴らしてくれて、嬉しかったなぁ。こうして親もファンになっていくのか。


あと、家で買っている犬ともよく遊んだ。非常に気質のおとなしい子で、赤ちゃんが近くにいても何をしても怒らず噛まない。来客には吠えるけど噛みはしない。
犬、というか動物はいつ怒るかわからないのでそんな油断しちゃいけないんだけど、その子は例外だと思う。
息子と接触しても心配なく見ていられる。

そんな優しい犬を気に入ったのか、よく追いかけてなでなでしていた。姿を見てはにこにこと指さし、一緒にお昼寝をした。犬は息子が赤ちゃんの時から知っていて守ってきている(気分なんだろうと思う)から、「やれやれ」とでも言いたげな表情をしている時もあるけどまんざらでもなさそうである。芸は全く出来ないが優しい子である。長生きしてね。

滞在期間中は祖父母である私の両親や姉にたっぷり可愛がってもらい、満足して帰ったのだった。

そしてお盆は私は仕事。保育園に連れて行ったら全然子どもがいなくて、寂しそうでちょっと申し訳ない。
家にいる時はたくさん可愛がるぞ。

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