あらかじめnote 6月11日 おかしなおかしなかさ
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6月11日は「傘の日」。
というわけで、今回紹介するのはこのお話。
雨の日に、傘を持って駅までパパを迎えに行ったのび太。
すると、しずちゃんが雨宿りをしているのを見かけます。
のび太は「ふたりで一本にはいるから」と、もう一本の傘をしずちゃんに貸してあげました。
それを見ていたジャイアンが、強引にもう一本の傘を借りて行ってしまいます。
駅にまだ着かないのび太を心配して、ドラえもんが様子を見に行くことに。
矢印の方向に進むと、探している人の元にたどり着ける傘です。
のび太は一人、お店の軒下で泣いていました。かわいそうに。
ようやく駅に到着。傘を取られたのび太に代わり、ドラえもんがパパの差す傘を出してくれました。ポケットから。
初めに取り出したのは星条旗のような柄の派手な傘。「おいわいの時に使うかさだよ」
差すと音が鳴って、紙吹雪やテープが大量に降り注ぎます。いらねえ。
「こんなのさして歩けない」というパパ。次にドラえもんが出したのが
「オルゴールがさ」
何より道行く人の表情が笑える。「赤ちゃんがよろこぶよ」って誰に言ってるんだよドラえもん。
「かざりのついていないの」というパパのリクエストに応えた傘がこれ。
「うでの力を強くする、なまりのかさ」でした。どうしてドラえもんはそんな傘持ってるんでしょうね。
いいのがある、と言って出したのが
先端についている動物はコウモリの顔ですが、見様によってはネズミにも見えます。
コウモリは別名を「飛鼠」と言うように、ネズミによく似ているのですが、ドラえもんは平気なのでしょうか。
さて、この傘を差すと傘が羽ばたき始め、パパの体が宙に浮かびあがりました。
そのまま、ものすごい勢いで飛んで行ってしまいます。
パパの一大事にのび太は「あまり、うれしそうじゃないね」と極めて冷静。ドラえもんもフーンって顔してますし。
「タケコプター」で探しに行くと、木の上にしがみついているパパを発見。コウモリはどこかへ飛んで行ってしまったようです。
パラシュート型の傘で地上へ降りたパパ。いつのまにか、雨はあがっていたようです。
せっかく持って来たんだから、と最後の傘を出したドラえもんでしたが……。
と、いうのが今回のあらすじです。
傘に文字通り振り回されるパパがひたすら面白いお話。最後に登場する傘は『ねがい星』(てんとう虫コミックス第10巻)や『無人島へ家出』(てんとう虫コミックス第19巻)にも登場していますね。
ではでは。
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