あらかじめnote 5月1日 バショー扇の使いみち
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5月1日は「扇の日」。
というわけで、今回紹介するのはこのお話。
毎度おなじみ、スネ夫の自慢から始まります。今回の自慢は、
「うちの庭って広いじゃない。木がいっぱいしげってるじゃない」
「だからガラス戸をあけると………」
家に吹く風!ここまで来たか、と言った感じですね。
「緑のかおりをのせてふきぬけていく」という表現が詩人。スネちゃま素敵ザマス。
しずちゃんたちも「軽井沢にいるみたい」と絶賛しています。スネ夫は「せまい家に帰りたくないだろう」と追撃。そういうとこだぞ
ここでお決まりの、のび太だけ帰らせるパターンに。
「せっかくの風がなまぬるい」というジャイアンの好アシストが光ります。『バイバイン』(てんとう虫コミックス第17巻)の「体中があまったるくなった」といい、表現がいちいちしっくりくる男ジャイアン。
参考
のび太が帰った途端、しずちゃんも一緒に帰ってくれました。優しい。
のび太の部屋はというと、ちり紙交換など、町の喧騒が聞こえるばかり。そんなのび太を見かねてドラえもんが出したのが
どんな風でも吹かせられる道具。元ネタは当然『西遊記』に登場する「芭蕉扇」ですね。
吹き続ける時間をダイヤル、風の雰囲気はマイクで指定し、風向きや強さを振り方で調節します。
他にも南極のブリザードや南国の風などお好み次第で様々な風を吹かせることができます。
さっそくスネ夫の家へ。
ジャイアンはたまらず逃げ出しますが、中々帰らないジャイアンにしびれを切らしていたスネ夫には感謝されます。
その後はしずちゃんの家にて、やさしい風をプレゼント。
そんな中、ラジコン飛行機が木にひっかかっているのを見つけます。
「バショー扇」を巧みに操り、取ってあげるのび太。
その他にも、下から上に風を吹かせて
など、クリエイティブな使い道を様々思いつくのび太でしたが……。
と、いうのが今回のあらすじです。
珍しく(?)のび太が道具を過ぎたいたずらに使わない回。果たして、そのオチは……。
ではでは。
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