あらかじめnote 7月6日 タイムマシンがなくなった!!
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7月6日は「零戦の日」。
というわけで、今回紹介するのはこのお話。
いつものように、ドラえもんの道具でいたずらをしているのび太。色々な怪物の幻が出てくる「モンスターボール」を使ってママをおどかします。
ママの追及を逃れるために、のび太は勉強机の「タイムマシン」へ。しかし、ブレーキをかけるのを忘れていたため、「タイムマシン」はどこかの時代へ流れて行ってしまいました。
なんとか「タイムマシン」に追いつく方法を考えます。
「しずかにしてくれ!まわりでギャーギャーしゃべると……」
「しゃべると……」
と、何か思いついた様子のドラえもん。
場所を動かずに、時間旅行だけできる道具。
『一千年後の再会』に登場するタイムマシンのようですね。あれは宇宙の絶対座標を基準に時間を遷移する装置でした。こちらの「タイムベルト」は、地球の座標を基準に位置を調整してくれるようです。
超空間の波をたどる「タイムセンサー」を持って、いざ「タイムマシン」探しの旅へ出発です。
「タイムマシン」の波を「タイムセンサー」が捉えました。しかし、もう少しというところで波が止まってしまいます。
とりあえず、超空間を抜け出すことに。
超空間の渦の方向を考えると、「タイムマシン」は西へ流されているようです。超空間に東西南北があるんでしょうか。
人が住んでいる村を探して、「タイムマシン」の手掛かりを聞き出そうとしますが、この頃の村とは人々の小規模な集まり。「タケコプター」で空から探していますが、中々見つかりません。
「タケコプター」の電池も切れ始める中、山中で野宿をしていると
野生の動物たちが一斉に逃げ出す場面。
怪しげな音がしたり、草木が踏み荒らされていたりしています。
恐ろしい怪物の影が。
焚火を燃やし、「桃太郎印のきびだんご」をはじめ、様々なひみつ道具で応戦します。
そして朝。
結局怪物は現れませんでした。歩いて山道を渡っていると
ドラえもん曰く「箸が流れてくるということは、川上に人が住んでいる証拠」
元ネタはもちろん「ヤマタノオロチ」を討伐したスサノオノミコトのエピソード。ということは、あの怪物も……?
川沿いを歩き、ついに村を見つけた二人。
しかし、その雰囲気はどことなく陰鬱。
村の人に話を聞いてみると
やはりヤマタノオロチでした。
オロチを鎮めるため、娘さんを生贄に差し出すといいます。
ドラえもんたちは、生贄の身代わりを買って出ることに。
ひみつ道具を揃え、オロチを待ち構えます。
「いいか、頭が八つだろ、八つのまたに分かれてるからヤマタ、わかった!?」
有名なナナマタノオロチ問題。
「ヤマタノオロチ」を漢字で書くと「八岐大蛇」。股が八つあるのではなく、分かれた先が八つあるから「ヤマタ」なのです。
「道が二又に分かれている」などというときも、分かれた先の道が二つありますね。
そんなことを言っていると
ついに登場したヤマタノオロチ。
「桃太郎印のきびだんご」を投げてみますが、全然効きません。
他にも「ホームミサイル」「スモールライト」「空気ピストル」「さいみん機」「ラジコンロボ」「ゼロ戦」等……。
ありとあらゆるひみつ道具を試しますが、一つとして効きません。「こんなことってあるかしら?」
もう逃げるしかないと、茂みに逃げ込んだ二人でしたが……。
と、いうのが今回のあらすじです。
「ラジコンロボ」や「ゼロ戦」ってこのお話にしか登場しないんですけどすごく印象に残っています。ひみつ道具とは一体。
ではでは。
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