làの品詞の解釈②
ベトナム語の"là"という単語は、その用法と文脈により複数の役割を果たします。これを理解することは、ベトナム語の習得において非常に重要です。前回は「等号系のlà」をみたので、今回は「強調系のlà」の品詞の解釈をしてみましょう。
~là+〈評価・判断系の形容詞〉... 「~は…だ」⇨副詞
「là」を主語と形容詞の間に挿入すると、「~は…だ」という形で話者の評価や判断を強調することができます。
「là」が無くても文意は大きく変わらないので、この「là」は文の意味を強調する副詞と考えられます。
〈感情系の形容詞〉+ là + 文… 「~なことに…」⇨接続詞
感情を表す形容詞を文頭に置くことで、là以下の文を強調することができます。làの後ろには文がくるのでlàは接続詞と考えることができます。vì(〜ので)とも置き換え可能です。定型化された表現も多いのでパターンを覚えておきましょう。
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