使役形としての「làm」の用法について
前回は「仕事をする」「作る」「する」「〜である、〜の役割を果たす」といった意味を持つ「làm」の基本的な動詞としての用法を解説しました。今回はlàmの使役形「〜させる」の用法に焦点を当てて解説します。
④ làm + [自動詞/形容詞] + 物(事)
「làm」の後に自動詞や形容詞が続く場合、「làm」は対象に「作用」を与え、「〜(の状態)にさせる」という意味を持ちます。
たとえば、「hỏng」は「壊れる」という意味の自動詞ですが、「làm hỏng」とすることで「壊れる状態にさせる→壊す、ダメにする」という他動詞的な意味に変わります。
また、形容詞の例として、「rõ(明らかな)」を使って「làm rõ」とすると、「明らかな状態にさせる→明確にする」という意味になります。
その他にも以下のような表現があります。
ここから先は
1,465字
¥ 180
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?