相関構文「〜nào...nấy」と「〜bao nhiêu...bấy nhiêu」を理解しよう

相関構文とは、二つ以上の言葉やフレーズが互いに関連しながら、文中で一緒に使われることで全体として特定の意味を成立させる文のことです。日本語では「〜すればするほど...」や「〜とともに...も...」のような意味になるような構文のことです。

今回は相関構文の中でも扱い方が難しい「〜nào...nấy」と「〜bao nhiêu...bấy nhiêu」について学びましょう。

「〜nào...nấy」

まず〜nàoの部分は「どの〜」という意味の疑問詞です。「名詞+nào」の形で使うのが基本です。nàoは数が少なく、限られた選択肢の中から「どれ、どの」と聞いて相手に選ばせるのが特徴です。

次に...nấyの部分は「(まさに)その...」という意味の指示代名詞です。nấyはさきほどのnàoで言及された部分の物を特定する役割を持ちます。これも「名詞+nấy」の形になります。「どの〜?、その...だよ」と答えるような形が一文中に入っていると考えてもいいでしょう。

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