doの受身形の用法

受身形で使う動詞といえばđượcやbịが有名で、参考書にも必ず紹介されていますが、実はもう1つdoという単語を使っても受身を表現することができます。

受身形動詞の意味

đượcは漢越語の【得(トク)】で、もとの意味は「獲得する」、bịは【被(ビ)】からきていて、もとの意味は「被る」です。よってそれぞれđượcを「利益を得る良い受身」で使い、bịを「被害を被る悪い受身」で使うことができます。

ではdoの場合はどうなるのかというと、doは漢越語の【由(ユウ)】からきており、もとの意味は「~ので、~によって」です。doは基本的に〈原因・理由〉を表す接続詞や前置詞としてよく使います。

つまり、doを受身として使う場合、対象の〈原因・理由〉の説明であり、利害的には中立であることを表します。

doの基本形と注意点

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