Tôi là khoẻはなぜだめなのか?

" A là Bは「AはBです」という訳で、làは英語のbe動詞のようなものである"、とテキストに書いてあることを鵜呑みにし、「私は元気です」をTôi là khoẻにしてしまうといった間違いを初学者はよくしてしまいます。

ではなぜTôi là khoẻという言い方がダメなのか、今回はその理由を文法的に解説してみましょう。解釈は2つあります。

A là Bは属性関係でなければならない

まず一つ目はA là Bで、AとBが名詞である場合、互いに属性関係でなければなりません。つまりAとBの関係には継続性がなければなりません。

例えばTôi là nhân viên(私は会社員です)やTôi là người Nhật(私は日本人です)のような文では属性関係にあるため、 làで結ぶことができます。

しかしTôi là khoẻといったとき、そもそもkhoẻ(元気な)は名詞ではありませんし、Tôi(私)とkhoẻ(元気である)に属性関係はありません。元気でない場合もあるし、元気というものはずっと続くものではないからです。そのためTôi là khoẻという言い方は不適切となるわけです。

ここから先は

744字

¥ 120

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?