[発音ピンポイント講座] 無気音[t-]と有気音[th-]は舌の使い方が重要!?
ベトナム語の[t-]と[th-]の区別は日本人が苦手とし、発音を区別するのに苦労する子音の1つです。
[t-]は無気音の「タ行」、[th-]は有気音の「タ行」といいます。「タ行」といっても「チ」と「ツ」は「ティ」と「トゥ」になるので、厳密には「タ、ティ、トゥ、テ、ト」音となります。
日本人は有気音が苦手
無気音は息を出さない音で、有気音は息を出す音です。まずあなたの普段の「タ行」音が無気音か有気音かを確認しましょう。
口の前に手を置き、普段通りに「ター」と発音してみてください。手に息が少し、あるいはほとんど感じられなければ無気音の[ta]であり、はっきりと息が感じられれば有気音[tha]になります。
あなたの普段の日本語の「タ」の発音が無気音なら有気音[tha]の練習が必要で、逆に普段が有気音なら無気音[ta]の練習をしましょう。
傾向として日本人の「タ行」音は無気音であることが多いため、有気音の[th-]のほうが苦手とする人が多いです。
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