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きょうという日の適切な過ごしかた

 いよいよ、ムスメ(小1)がきょうから不登校に、、、なるかもしれない。はじめて学校を欠席したのです、「行きたくない」という理由で。

 入学以来どうにかこうにかごまかしてここまで来たけれど、もうそれも限界だとはわたしもわかっていたから、休む決断をしたときに「開放された!」と思ったのはムスメよりむしろわたしの方であったかもしれない。

 あー、これでムスメと戦わないで済む!それが何よりうれしい!

 というわけで、きょうは息子も幼稚園が分散登園で休みだし、社会見学と称して家から近い野外博物館へ行くことに急遽決定。平日だし雨だし、人もかなり少ないはずー。私は雨の散策とか好きなタイプなので、天気もさほど気にならない。

 結果、概ね満足の内容だった(息子がぐずって少々てこずった程度)。

 乗り物好きな子どもたちは館内(ディズニーランドよりずっとずっとひろーーい野外)を走るSLや路面電車に思う存分乗って、駄菓子屋で50円のねりあめを堪能し、売店の揚げたてカレーパンを分けてたべ、軽く散策もした。予想通り、人もほとんどいなかった。

 なによりムスメがすごく楽しんでくれた、今までは出先でもぐずったりしてばかりだったのに、きょうは文句ひとつ言わず、積極的に展示を見て楽しんでくれて、密かに成長を感じたのだった。

「学校をズル休みしておいて、勝手だな」と思われるかもしれないけれど、学校の話を出すだけでびーびー泣いているムスメなのです、学校でどうしてもトイレに行けなくて、お漏らししちゃったりするムスメなのです。図工の時間に、粘土で自由にあそびたいのに、「『作品』を作ってね」と言われて、それがどうしても受け入れられないムスメなのです(あと、体操着も着られないし、10分で給食をたべるのも無理)。

 学校へ通って集団での生活のしかたを身につけることも大切だとは思うけれど、それはもう少しゆっくりでもいいのかもしれない、たまには学校をさぼって遊びに行くくらいの余裕を人生にもっておくことこそ、このブラックな社会を生き抜く上で身につけておくべき力なのかもしれないと、密かに思った、きょうという日なのでした。

 子どもたちよ、手を抜く力を身につけよ、と声を大にして言いたい(いやむしろ、不器用なわたしにまず言いたい)。

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...さて、月曜はどうなるのかなー

あなたをときめかせることができたのなら、ほんとうに幸いです。