置かれた場所で花を咲かせない、ではなく、どんどん動いていいのね
時代が変われば、人も変わらないと
私が20代30代の頃なんて、増して私の父だって、一つの場所で、どれだけ長くいられたかが、重視されていた。
辛抱。我慢。忍耐。
もちろん特に仕事ね。どれだけ長く勤めたか。
だから、当時の転職は、堂々と胸を張れるものではなかったのね。
履歴書に、職替えの数が多いと歓迎されなかったわ。
"置かれた場所で 花を咲かせなさい"
これが良きとされていた。
ところが。
今、目にするのは、
花を咲かせる場所は自分で選びなさい"
時代が変われば、人も考えも行動も
変わっていいのね。
窮屈なところで、我慢をするだけして、
ストレスまみれになっているよりは、
自分の花を咲かせる場所を見つけた方がいいということなのね。
自分の苦手に時間をかけるより
自分の得意を伸ばすということにも
似ているかも。
これは、昔私がドイツに住んでいた時に
学んだことなの。
へぇー、そういう教育があるんだぁ、と
とても羨ましく思ったものです。
私なんかは、もう本当苦手で、嫌いな数学を
ひとり居残りをさせられて、
夕方暗くなるまで、机にしがみついていた記憶があるの。
で、そんなにしていても、結果は...
ですよ。
好きなことがあったのに。得意なことがあったのに。
その時間を好きなこと、得意なことにもっと使えていたら、今頃はその道の師匠になっていたかもしれないのに。
もちろんね、何でもかんでも放り投げていいということではなくてね。
ここぞっ! という時には、頑張れる、
踏ん張って、自分の花を咲かせることができる場所を探す。
"置かれた場所で、花を咲かせなさい"で、ずっと来た私だけど、50歳になる辺りから、
やっぱり自然と、
"自分の花を咲かせる場所は、自分で選びなさい" をやっていたの。
自分の持っているものを生かして、そして更に
最大限に伸ばせる環境を自分で作ったの。
でも、いつの時でも大変なことは付きものよ。
ただ、自分で探した場所だから、大変さは
乗り越えてこれた。
あなたはどこで自分の花を咲かせますか。
必ずありますよ、あなたの場所が。
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